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潤「でも、Aさんちょっと変わったよね」
雅「んー？」
潤「ちょっと柔らかくなったっつーか…」
雅「あー、わかるわかるっ。前より笑うようになったし。ね？」
和「そーね」
急に情緒不安定になって電話来て、急いで会いに行ったり。
なんかしらの思い出の日とかで泣いてんだろうなって思って迎えに行くことも、ここ最近はなくなった。
翔「お前とBカップのおかげらしいよ？」
翔ちゃんが、空いた皿をまとめてる潤くんを横目で見ながらぼそっと呟いた。
潤「は？俺と奈緒？」
翔「お前ら見てたら、自分も頑張らなきゃって思うんだとさ」
「なんかよくわかんねーけど」って、翔ちゃんがそっけない声で言って。
潤くんが「ふーん」って、ちょっと照れくさそうに答える。
和「ありがとね」
潤「え？」
和「たぶん、2人はAのお手本なんだよ」
潤「お手本？」
和「純愛のお手本」
潤「なにそれ(笑)」
潤くんと奈緒ちゃんが想い合ってる姿って、先生とAとよく似てる。
先生と生徒ってのを抜きにしても、どっか似てて。
2人が頑張って色んな壁を乗り越えんのを見て、自分も頑張らなきゃって。
前に進まなきゃって、思ってんだと思う。
潤「俺らのことがあってなんだとしたら。それは俺らのおかげじゃなくて、みんなのおかげじゃん」
みんなが一斉に潤くんを見たら、彫刻みたいな顔がふわっと微笑んで。
いたずらっ子みたいな瞳をくるんと揺らす。
潤「俺らが今一緒にいられんのは、雅紀さんとカズさんと…翔のおかげだから。
Aさんが変わったのがそのせいなら、それはみんなのおかげだよ」
翔「まぁ、それはそーね」
雅「やっぱり俺たちってすごいねっ」
和「あなたたち、もっと謙虚な姿勢を覚えなさいってば」
潤「(笑)」
一番年下なのに。
一番しっかりしてて、真っ直ぐで。
くそ真面目な潤くん。
およそ教師とは思えない二重人格者だけど。
実は潤くんが大好きで。
いつだって爪を隠して無表情を貫いてる翔ちゃん。
今Aのそばにいるのが潤くんで。
翔ちゃんでよかったって、本当に思うよ。
先生がいなくなってから、まーくんと俺しかいなかったAのそばに。
いつの間にか2人がいてくれて。
大事な人が増えたら、人は自分のことも大事にするようになるから。
きっとAも、前に進めるんだと思うよ。
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あげは(プロフ) - レイ。さん» この章の絵を渡される場面が、跳べシリーズの中で一番キツいところだと私は思ってて。そこからみんなに支えられて気持ちに気付くまでが、AIで私が伝えたかったことでした。色んなことを感じていただけてすごく嬉しいです。BTまであと少しですよっ!!(笑) (2016年8月21日 23時) (
レス) id: 02b4f5b3a5 (このIDを非表示/違反報告)
レイ。(プロフ) - もう最高過ぎて最高過ぎて。読む手が止まりません！おまけもすごく良かったです！続き読んできたいと思います！ (2016年8月21日 18時) (レス) id: 525ab02d23 (このIDを非表示/違反報告)
レイ。(プロフ) - いつまでも忘れられない主人公ちゃんが可哀想だなって思いつつも皆で助けてあげようとする姿に胸が打たれて泣きそうになったりもう泣いたり心ん中がほっこりしたりと感情が豊かに動きまくってます笑 不器用ながらも大切な事に気付かせようとしてくれてる櫻井先生も良い (2016年8月21日 18時) (レス) id: 525ab02d23 (このIDを非表示/違反報告)
あげは(プロフ) - ゆゆさん» なんかかっこよかったので全然気にしないで下さい(笑)。AIは、私の長編の中でも特に苦しいお話なので、泣かせてばかりでごめんなさい(ノ_＜。) 現在編からBTへ。またこれからも、跳べメンバーをよろしくお願いしますっ(*´∇｀*) (2016年2月21日 0時) (レス) id: 02b4f5b3a5 (このIDを非表示/違反報告)
あげは(プロフ) - ゆゆさん» ゆゆさん、初めまして。コメントありがとうございますっ!! 私のお話を見つけていただいて、ありがとうございました(*´ー｀*) そしてもう…キミ花も跳べもまぁ長くて苦しいことの多いお話なのに、そんな風に言っていただけて感激です(T△T) "あげはの世界"って (2016年2月21日 0時) (レス) id: 02b4f5b3a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あげは
| 作成日時：2015年11月1日 0時
