恋 い 慕 う 、 陶 酔

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Takahiro.









.






今だけだから









「こんなかわいいの私には似合わないよ」






隆「やなのー？ じゃあこれ」









いつ終わるかわからない関係だから









「これもだめ！」






西「も〜、俺が決める。…これね！」









少しでも、今を貴女と過ごしたくて








.







「〜〜♪」





隆「嬉しいのね、笑」





「ごめんね、服買ってもらっちゃって…」





隆「そうゆうのは、喜んで受け取ってればいいの」






「そっか…ありがとう！」









その笑顔が、好きで




その笑顔が、俺を狂わせる









隆「ああ〜




ほんっとうにかわいい、帰したくなくなる」









少しふざけて顔を手で覆ってみれば


少し戯けて笑ってくれる



耐えきれなくなって、少し強引に抱き締めると






「ここはだめだよ、もお笑」





「ばれちゃうでしょ？笑」








そう言いながらも、小さな身長で、合わせようと腕を回してくれる









駄目だなあ、欲しくなる






周りも、見えなくなる









隆「あっは、ごめんね」






「見てたらどーするの」





隆「これから俺のものになるんですよ、って言う」





「私の将来不安定になっちゃう笑」





隆「あ、まって、やだやだ



結婚式とかあるわけでしょ、まってやだ



兄さんと結婚…？やだもう〜〜」








少し下を向いてから、



俯きながら







「…結婚するか、わかんないけどね、笑」









なんて言うから






期待しちゃうじゃん









隆「…していい？」




「…うん」









２人の視線が交わった瞬間


肩に手を置いて、ゆっくりと近づく







あと


１０ｃｍ

５ｃｍ




３ｃｍ




２ｃｍ





１ｃｍ







もう、重なる瞬間









？「 なにしてんの？」









一気に張り詰める









「し、秀、太…」









バレる









もう、いられなくなる？









そう思ったのに、次の瞬間









秀「その人、誰？




あ、知り合い？」









そう言って、







笑った








「あ、えっと、友達！






目に、ゴミ入っちゃって」









焦って答えるAに









秀「あっは、勘違いとかしねえから笑








直也さんいるんだから、な？笑」









怖いくらいに、





明るく笑った









あんたは、一体何を知ってるの？

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