Be mine …

N i n e t e e n. ページ22

ｶﾞﾁｬ






「し、しんちゃん…」





家に帰るまで、一言も喋らなかった。


いつもは、たくさん話してたくさん笑うのに。





與「怖がらんといてよ(笑)


変なことはせーへんよ？





さっきもいうたやん。





もっかい俺しか見えんようにしたるだけやで？」









與「そんな可愛い反応するから



惚れるんとちゃう？




…で、誰にされたん？」ﾆﾔ




見透かしたように



笑みを浮かべるしんちゃん。



その姿に、




また堕ちていく音がする。







「真司郎」




與「真司郎呼びとか珍しいやん(笑)





スイッチ入った？」



「…真司郎が悪いんだよ」






。






ああ、駄目だ



真司郎しかいないんだ




與「ふふ、わーるい女。」




そう言ってゆっくりと唇を奪った。









與「お、顔真っ赤やで？」









優しく触れながら、こっちを見て悪戯に笑う彼。



それだけで、好きという感情が止まらなくなって



理性までも失う



でも、真司郎だけは、ずっと余裕そうにしていて


少し悔しくて





與「ほんっと、ずっるい女やなぁ…




もう俺しか見えなくなってもうたん？」





1番胸の高鳴りが収まらないほどに、


高揚しているのがわかる。





「もともと、真司郎しか見えてないんだよ」



與「A、愛してんで？」









日「誰にも渡したくないって、まだ思ってるとか、馬鹿かよ…」


西「…A、もう奪いに行っていいかな」


浦「あーあ、関係進むなって、言われちゃうと、…逆に止められなくなりそうだな」


末「もう、お前らも手出したんだから、俺もいいよな？」





宇「誰を選んでも、いいのに」

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