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宴会03 ページ13

直美「ところで、Aの彼氏、あれ一体どうなったのよ。」

げ、もう収まったと思ってたのに...
私の彼氏というのは1ヶ月前まで付き合ってた彼氏のことで、一回だけ上田に来たこともあったけど、その後振られた人のこと。(私が)
あの時は、栄おばあちゃんも生きてたから1年は続いてたんだけどなあ...

A「あー...っとそれは...えへへ、別れちゃった。」
宴会独特のざわめきが起こり、いろんな人から質問攻めにされる。
直美「えーっA、別れちゃったのお?結構イケメンだったじゃない。」

直美さんと理香さんが顔を見合わせて もったいないことしたわねえ。
とか適当な事を喋ってる。

A「だって性格が合わなかったんだもん。」
理香「一年も続いたのに性格が合わないとかあるの?」
A「うーん...なんか違ったんだよなあ..多分。」
直美「なによ多分って...」

みんなが興味津々に私の話を聞いてる。
私が振られたいきさつを話すのにここまで食い入るように見つめられると話しづらい。

A「えーっと...一か月前に私が振られた。なんかもっとカップルっぽいことがしたかったんだって。」
翔太「なんだそりゃ。お前付き合って何してたの?」
A「付き合う前とおんなじように遊んだり、外食行ったりしてたよ?彼氏の方はもっとキス?とか、うん。」

直美「体目当てじゃん。別れて正解だったわよ。」
理香「そうよそうよ!!大体あんた美人なんだし、ほかにもいい男なんて山ほどいるって!!!」

あんたらに言われても全く説得力がない。独身コンビ。
理一「大体佳主馬がすごい嫌ってたよな。」
侘助「あー。あの一年前くらいに一回Aが連れてきた時だろ?なんかその時だけ嫉妬してたんじゃねえの。」

A「嫉妬!?どんだけ好きなの佳主馬私のこと。」
佳主馬の方を見るとすごぶる機嫌の悪そうな佳主馬が。

佳主馬「...うるさい。」
A「あー、あー!今でも可愛いね相変わらず佳主馬君は。っていうかなんか向こうは私との関係が一向に近くならなくて大変だったみたいよ?普通大本家まで連れてくるかって話。」
翔太「はは、本当だよな。わざわざおばあちゃんにも見せたのになー。」

A「まあそんな奴だしもう別にいいんだけどね?」
直美「本当にあんた尊敬したいくらいのポジティブさだわ!」
理香「本当!こんな優良物件ほかにないってくらいねー!!」

何かを耳打ちする万助じいちゃん。
そんな事思ってたらあれ、なんだか急に睡魔が...

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キャラクター作家(プロフ) - お風呂シーン詳しく書いてくれませんか?サイドストーリーでも良いので (7月16日 18時) (レス) @page11 id: 08065321d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2015年8月18日 13時

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