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大野さんとの顔合わせ当日。
いつもよりちゃんと着飾ってて、ってこの日のために新しいスーツを新調され、いつも通りのメイクと髪で出社したら、
帝王の一声で、服装と釣り合うように、ってメイクさんに一式やってもらうことになってしまった。
確かに、洗練されたおしゃれなスーツに下めの1本結びはやばかったかも。
できる女みたいな感じがいいですよね♡、って髪を緩くまかれていくのをぼーっとしてみる。
髪とか最後にまいたのいつだっけ、高校生の時だったかもしれない。
出来ました！って鏡を見ると、ほんとにできる女になった私とご対面することになった。
『すごいですね...』
「質がいいからですよ☆」
時計を見ると、打ち合わせまであと少し、
メイクさんにお礼を言ってちょっと走る。
現場について、周りを見て、帝王を見つけた。
『ごめ、ちょっと時間かかった』
息を整えながら帝王の顔を見ると、
伸びてくる指先、顔にかかっていた髪がよけられた。
「似合ってる」
『ありがとう、あなたの見立て通りね』
私たちは、仮面夫婦だ。
にっこりと笑うと、それでいいと帝王の口角が上がる。
「馬子にも衣裳じゃん」
『、』
急に声をかけられて、ビックリして振り返る。
いたのは和、カメラを運んでる途中らしい。
「まぁ、俺の奥さんだし」
あんま揶揄うなよ、いくら幼馴染だからって容赦しないから
そう言ってにっこ入り笑った帝王は、支配者そのものだった。
「あんま見せつけないでよ、周りが腰抜けちゃうよ？」
は？と思って周りを見ると、こっちをチラチラ見ている現場の人たち。
別にイチャイチャしたりは絶対しないから！
「俺の勝手だろ？」
『えぇ』
同意を求められるように言われて、そう微笑みを向けた。
「あっそ、お熱いこと」
はぁ、ってため息を吐いたのは、ようやく和が視線を外したから。
「うっせぇ」
『誰も気づいてないからいいでしょ』
「誰かに見られたらどうすんだよ、ニノとか背中とか後頭部に目があるようなもんだろ」
『そうだけど...』
小声でこそこそと、顔を近づけて話すと、感じたのは視線。
顔を、そっちに向けると。
「知ってるやつ？」
『大野さん』
「は？」
ちょっと、存在感薄目な大野さんが現場に立っていた。
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あきんこ(プロフ) - 翔成さん» 読んでくださりありがとうございます！もっとうひょうひょできる続きが書けるように頑張りますね、よろしくお願いします(｀･3･´) (2019年9月11日 15時) (
レス) id: 27a3d26bce (このIDを非表示/違反報告)
あきんこ(プロフ) - mikkyさん» ありがとうございます、続編書きました！ぜひ読んでくださいね(*´▽｀*) (2019年9月11日 15時) (レス) id: 27a3d26bce (このIDを非表示/違反報告)
あきんこ(プロフ) - AKIさん» 続編書きました！終わりじゃなかったですm(__)m (2019年9月11日 15時) (レス) id: 27a3d26bce (このIDを非表示/違反報告)
あきんこ(プロフ) - あんさん» 楽しく読んでいただきありがとうございます！続き書いてみました(*´艸`*)もしよかったら読んでくださいね (2019年9月11日 15時) (レス) id: 27a3d26bce (このIDを非表示/違反報告)
翔成(プロフ) - 完結、お疲れさまです。。楽しく読ませて頂き、全体通してうひょうひょしましたw終わりを迎えて『え、ここで終わり！？続きは！？』と思ってしまいました…。図々しくも、、是非続きを…。というかお願いしたいです！！(☆О☆)続編待っても良いですか…？ (2019年9月6日 7時) (レス) id: e6a4df8a10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あきんこ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=akinko0125
作成日時：2018年8月7日 21時
