作業室 ページ31
WZ side
YJ「も、むり」
WZ「大丈夫」
YJ「だってもう声出ないもん」
WZ「いや、出てるからもう1回」
YJ「ゔうううううう」
WZ「唸らなくていい、お前は犬か」
YJ「オッパ……休憩」
WZ「今してる」
YJ「録音室から出たい……外の空気吸いたい」
WZ「前出たとき、戻ってこなかっただろ」
YJ「あれは、ミス
今日は朝からずっとここにいるんだから許してよ〜
酸素不足で死んじゃう〜
癒し不足で死んじゃう〜」
WZ「あーもう分かったからとりあえず落ち着け」
ガラス越しにニコニコした笑顔が映される。自然とこっちまで笑顔になってしまうのもアイツのパワーなのか
……
YJ side
YJ「ふふ、ふふふ」
WZ「なに」
YJ「何でオッパもここに居るの？」
WZ「見張り」
ふーっと深呼吸して項垂れる
何も言わないからそのまま肩を借りることにした。
相変わらず冷たい外の空気とか、車の音とか
何気ない日常に心が洗われる。
YJ「最近、1日があっという間に終わるね」
WZ「あの部屋に居たら尚更な」
YJ「寂しい」
ぎゅっと手を掴めば、握り返してくれる。
WZ「何が」
YJ「何となく。どこに向かってるのか分からなくなるときがある」
WZ「お前は頑張ってる
行き詰まればまたここに来ればいい
収録もあとちょっとだから」
こくんと、その言葉に頷くと、髪の毛をわさわさと撫でられる。
WZ「てか伸びたな」
YJ「何が？」
WZ「髪以外何があんだよ」
隣からため息が聞こえる。
YJ「ドライヤー大変だからそろそろ切ってもいいかな」
WZ「それはスングァナが悲しむぞ」
YJ「オッパは？」
WZ「うん、、まあ
別にこのままでもいいと思うけど」
YJ「みんな長いのが好きなの…？」
WZ「急に短くされると落ち着かないだろ」
YJ「なにそれ」
WZ「Aのこと、すぐに見つけられなくなる」
YJ「何年も一緒にいるんですけどー」
WZ「この話終わり」
YJ「髪の毛長い方が可愛いんだね私」
WZ「お前のそのポジティブさを尊敬する
それより元気だな。もういいだろ」
YJ「切り替えはやい」
WZ「戻ろ寒い」
YJ「鼻が赤いよオッパ」
WZ「お前のせい」
YJ「かわいい…」
WZ「Aにだけは言われたくない」
YJ「誰にだったら言われたい？」
WZ「しつこいうるさい」
YJ「照れなくてもいいのに」
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CARATN(プロフ) - じゅじゅさん» コメントありがとうございます！自己満にお付き合い頂き嬉しい限りです！マイペースすぎる更新ですがこれからも続けていきたいと思いますのでよろしくお願いします^_^ (2019年4月18日 20時) (
レス) id: 985b819685 (このIDを非表示/違反報告)
じゅじゅ - とっても面白くて一気読みしました！これからも応援してます！ (2019年4月16日 23時) (レス) id: 9247b743d4 (このIDを非表示/違反報告)
CARATN(プロフ) - (名前)さん» コメントありがとうございます！リクエスト承りました！気長にお待ちください。 (2019年1月23日 0時) (レス) id: 985b819685 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - はじめまして！リクエストなんですが、バーノンとの絡みが見たいです！！ (2019年1月20日 17時) (レス) id: 993ddb6aa8 (このIDを非表示/違反報告)
CARATN(プロフ) - みかんさん» コメントありがとうございます。リクエスト承りました！！気長にお待ちください (2018年12月17日 2時) (レス) id: 985b819685 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CARATN | 作成日時：2018年8月22日 18時
