相思 ページ29
YJ side
SG「…」
ツンツンとパジャマを引っ張られる。
YJ「…なに」
SG「…」
手で髪を掴み、首筋に鼻をつけたりする。
背を向けて寝ていると表情が見えなくて不安になる。
YJ「…ん…」
SG「……」
隙を見て、ごろんと寝返りを打つ。
これで表情がよく見える。
YJ「…？」
静かに流れる時間、心臓の音が聞こえてしまう。
ゆっくり目を開いて私の目を見つめるスングァン。
また引き寄せられて、
優しく唇、額、鼻と順を辿って触れる。その度に体が熱くなった。
YJ「……ん」
SG「……我慢できなかった」
YJ「ん、ヤー…」
SG「目とろんってしてるけど…眠い？」
YJ「ううん、目疲れたの」
SG「なんだ、、泣くからじゃん」
YJ「みんな居ると、何か泣いちゃう」
SG「はぁ、、泣くのは嬉しい時だけって言ってるのに」
YJ「今も泣きそう」
SG「それは困ったね」
YJ「昔から泣かないタイプだったのに、、最近は一番の泣き虫になってしまった」
SG「それが本当の自分じゃないの？」
YJ「え、泣かせたいの、、どっち？(笑)」
SG「Aが出した涙、全部拭き取ってあげる」
YJ「なんか言い方がやだー」
SG「そう言いながら泣くのやめてもらっていいですかー？」
YJ「好きだなーって思っただけ。嬉しい涙！！」
SG「バカなの？(笑)」
YJ「ひどい〜そんなことぐらいで照れないでよ。耳赤くなってる」
クイクイっと耳に触れるとこっちを向いて睨まれる。
SG「調子乗るな」
YJ「これはスングァナがわるい」
SG「ほんとに黙って」
私の声を塞ぐかのように、
止まらない口付けが始まった。
YJ「っは、」
SG「もう言わない？」
YJ「言わないから、ちょっと、、ストップ」
SG「いい加減慣れて」
1人だけ肩で息をする私に笑っているスングァン。
YJ「はぁ、する前に言ってよ」
SG「じゃあ、今からします」
次は優しく触れるような口付け。
YJ「やっぱり言わなくていい」
そう言うと、包み込まれるように視界は閉ざされた。
人肌に触れると、眠気を誘うのか気付けば瞳が落ちて、夜は明ける。
目が覚めて、隣に居ることを確認してから、また一息ついた。
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CARATN(プロフ) - じゅじゅさん» コメントありがとうございます！自己満にお付き合い頂き嬉しい限りです！マイペースすぎる更新ですがこれからも続けていきたいと思いますのでよろしくお願いします^_^ (2019年4月18日 20時) (
レス) id: 985b819685 (このIDを非表示/違反報告)
じゅじゅ - とっても面白くて一気読みしました！これからも応援してます！ (2019年4月16日 23時) (レス) id: 9247b743d4 (このIDを非表示/違反報告)
CARATN(プロフ) - (名前)さん» コメントありがとうございます！リクエスト承りました！気長にお待ちください。 (2019年1月23日 0時) (レス) id: 985b819685 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - はじめまして！リクエストなんですが、バーノンとの絡みが見たいです！！ (2019年1月20日 17時) (レス) id: 993ddb6aa8 (このIDを非表示/違反報告)
CARATN(プロフ) - みかんさん» コメントありがとうございます。リクエスト承りました！！気長にお待ちください (2018年12月17日 2時) (レス) id: 985b819685 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CARATN | 作成日時：2018年8月22日 18時
