98's ページ15
YJ「、！おかえり」
SG「ただいま」
ピョンっとホシオッパの膝から降りて駆け寄る。
SG「動いて平気？」
YJ「うん。少しだけマシになった」
SG「ん、よかった」
部屋に戻ろうとするスングァンに、引っ付く。
何も言わないから、そのままでいいんだと思って同じところを歩く。
二人きりだ。
何となく、気まずい。
引き出しから新しいジャージを取って、仕事の後片付けを始めたスングァンを横目にため息をつく。
いつもなら、音楽かけてノリノリな部屋も、
今はとても静かだ。
YJ「…」
SG「ヘコんでますねAさん。」
YJ「自分が嫌になる……」
SG「だからもう怒ってないってば」
YJ「だって、、」
SG「Aが辛いのも初めてじゃないし、たった数時間で、今までのことが無かったことになるの？」
何だか急に大人に見えるスングァンに胸が締めつけられる。
何となく、ぎゅっと背中に抱きついてみると優しく受け入れてくれるスングァナに安心した。
SG「ほら〜もっと暖かい格好しなよ.…また冷えても知らないからな〜」
YJ「スングァナから離れないから寒くないもん」
SG「今からコンビニ行くけど」
YJ「やだ。行かせない！」
SG「ひど(笑)」
YJ「甘えろって言ったのに。」
SG「何か履き違えてる気がするのは気のせいなのか」
YJ「今日はもう一緒に居てくれないの？」
SG「この甘えたさんのお世話しないといけないもんな〜」
YJ「うん。さすが私のスングァナだ」
……
SG「早く入って」
YJ「、スングァナもきて」
SG「だから、今から夜ご飯買ってくるから」
かれこれ数分、ベッドの前で同じやりとりを繰り返す。
SG「すぐ戻ってくる」
YJ「1人は嫌だ」
SG「じゃあ、ヒョンのとこに居て」
YJ「嫌！」
SG「ヤー、それはヒョンが悲しむよ(笑)」
YJ「ボノニだったら許す。でも、スングァナが10分で帰ってこなかったら許さない」
……
VN「何で、俺が」
SG「人肌恋しい時期らしい。何よりも、お腹空きすぎて死にそうなんだよ」
VN「俺のも買ってきて」
YJ「スングァナ10分だからね」
SG「はいはい。大人しくしてなよ」
バタンと、部屋を出ていくスングァンを見送った。
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CARATN(プロフ) - じゅじゅさん» コメントありがとうございます！自己満にお付き合い頂き嬉しい限りです！マイペースすぎる更新ですがこれからも続けていきたいと思いますのでよろしくお願いします^_^ (2019年4月18日 20時) (
レス) id: 985b819685 (このIDを非表示/違反報告)
じゅじゅ - とっても面白くて一気読みしました！これからも応援してます！ (2019年4月16日 23時) (レス) id: 9247b743d4 (このIDを非表示/違反報告)
CARATN(プロフ) - (名前)さん» コメントありがとうございます！リクエスト承りました！気長にお待ちください。 (2019年1月23日 0時) (レス) id: 985b819685 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - はじめまして！リクエストなんですが、バーノンとの絡みが見たいです！！ (2019年1月20日 17時) (レス) id: 993ddb6aa8 (このIDを非表示/違反報告)
CARATN(プロフ) - みかんさん» コメントありがとうございます。リクエスト承りました！！気長にお待ちください (2018年12月17日 2時) (レス) id: 985b819685 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CARATN | 作成日時：2018年8月22日 18時
