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なんでオレはAヒョンに謝られているんだろう。
ヒョンにされるがまま久しぶりの感覚に心地良く思っていると、そんなオレを見てミョンホが咳払いをした。
何かAヒョンへ言葉を返さなければいけない事くらい解っている。
それでも、なんて言えば良いのか見当もつかない。
もしかしたらまた行き違える事を言ってしまうかもしれないって思うと、どうしても先に続く言葉を見つけられなかった。
喉の奥で息がぐっと詰まらせていると、シュアヒョンがオレに向かって話始める。
JS「Aがこの子に会いに行ってたのも『ミンギュが心配しないように』って、友達と遊びに出てる感じを装って、時間潰してただけなんだよ」
＿「なんでこの年代は隠してる事言っちゃうのかなぁ……」
JH「言わないと伝わらないんだぞ」
＿「誰にも伝えなくていいんですけど？」
SC「そもそも、ミンギュはAの事を心配してたわけじゃないけどな」
＿「え……？あまりにも友達がいないから可哀想に見えたんじゃなかったの……？」
DK「ヒョン、いくらミンギュでもそんな失礼な事思わないよ」
MG「心配って言うか……その……」
口ごもっているとAヒョンがオレの前に膝をついて屈み、同じ高さになった視線でほんの少し照れたような顔をした。
ぎゅっと胸が握られる感覚がした。
罪悪感を感じているからかな、それともまた違う理由でもあるのだろうか。
＿「とにかく、もう少しオレはお前達に依存するよ。申し訳ないけど」
JH「やめろよ〜、迷惑だぞ」
＿「ハニには言ってないんだけど？」
JH「おい」
戯れだすハニヒョンとAヒョンを眺めていると、静かなミョンホの視線が突き刺さってくる。
こほんと鳴らしたオレの咳払いは、気取ったように聞こえただろうか。
Aヒョンが座ったまま、ここ最近の中じゃ一番近い距離でオレを見つめた。
MG「……もう、ヒョンはオレ達がいないとダメなんだから」
ずっと言いたくて仕方なかったその言葉をどうにか口に出せば、ミョンホががくりと項垂れたのが見える。
ソクミナが面白そうにミョンホの肩をバシバシと叩いた。
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せの(プロフ) - 奈子さん» ありがとうございます！ (2019年6月23日 0時) (
レス) id: 73addbec04 (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - いつきさん» ありがとうございます！ページの都合で一旦消したのですが、先程再投稿しました。お時間があるときにでも楽しんでいただけると嬉しいです。 (2019年6月23日 0時) (レス) id: 73addbec04 (このIDを非表示/違反報告)
奈子 - 評価一個じゃ足りないです、、！！！すごく大好きな作品です！！ (2019年6月22日 18時) (レス) id: a598e2ddc7 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - この小説の雰囲気がとても好きで、投稿されるのを楽しみに待っています。突然なのですが、今日出した続編は削除されてしまったのですか？スンチョルさんとの話はとても面白かったので少し残念です…これからも頑張って下さい！ (2019年6月22日 15時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - kinosuke20さん» 評価もコメントもありがとうございました。がんばります！ (2019年6月22日 10時) (レス) id: ce3e37b412 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せの
| 作成日時：2019年6月6日 10時
