My daily life【男主】

31 ページ32

｢そんなに買うの?｣

2、3個じゃない

もはやメンバー分買ってんじゃないかってくらいカゴに入ってるお菓子たち

ｼﾞｭﾝ｢うん!だって皆食べるから僕の分がないんだもん｣

｢こんなに買うなら他も連れてこれば良かった…｣

ｼﾞｭﾝ｢確かに…よし、これくらいにしとこう｣

｢終わり?｣

ｼﾞｭﾝ｢うん、お会計して帰ろう〜｣

2人でレジへ向かうと3人くらい並んでた

ｼﾞｭﾝ｢コンビニの店員さんも大変だね｣

｢そうだね｣

2人で並んでる時にふとユンギヒョンの作業室での出来事を思い出した

と同時に少し心臓がバクバクしてる

落ち着け

落ち着け

あの時みたいに苦しくなりたくない

ｼﾞｭﾝ｢?…A?｣

今ここであの時みたいになったら…

一般の人もいるしダメだ、それは避けなきゃ

近くにCARATがいたらすぐに他のメンバーにもバレてしまう

ｼﾞｭﾝ｢A?どうしたの?｣

｢え?｣

ｼﾞｭﾝ｢顔色悪いよ、大丈夫?｣

｢あー…ごめん、外で待っててもいい?｣

ｼﾞｭﾝ｢うん、座って待ってて、終わったらすぐ行く｣

｢うん、ごめん｣

何故か分からないけど、早くこの状況から抜け出したくて、ジュンには申し訳ないけどコンビニの外へと向かう

今までどうってことなかったのに、レジに並ぶ数分がすごく嫌だ

｢どうしちゃったんだろ…｣ﾎﾞｿｯ

レジに並びたくないとか、ただのワガママじゃん…

ｼﾞｭﾝ｢A、はいこれ、さっきより少しはマシになった?｣

コンビニの前でしゃがんで下を向いてると、お菓子が入った袋を片手に持ったジュンから栄養ドリンクを渡された

｢栄養ドリンク…?｣

ｼﾞｭﾝ｢顔色悪かったし、最近忙しいから｣

僕のワガママでジュンに心配かけてしまった

情けない…

｢ごめん、お金は後で返すから｣

ｼﾞｭﾝ｢いいよいいよ、それよりありがとうって言ってほしいな〜｣

｢ありがとう｣

ｼﾞｭﾝ｢うん!!じゃ、早く帰ろ〜｣

ジュンに腕を掴まれ軽く振られながら宿舎に帰る

帰りついて部屋に戻れば、ウォヌがベッドの上で携帯をいじってた

｢ウォ、…｣

最近話してないのもあって声をかけようとしたが無言で部屋から出ていってしまった

怒って、る??

それから数時間経ってもウォヌは部屋に戻ってこなかった

僕何かしたのかな…

部屋を出て玄関へ向かう

ｼﾞｮﾝﾊﾝ｢Aどこいくの?｣

｢散歩です｣

ｼﾞｮﾝﾊﾝ｢ヒョンも… ｢1人がいいです、すみません…｣ ｣

ｼﾞｮﾝﾊﾝ｢…気をつけるんだよ?｣

｢はい｣

32→←30

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す