僕は日本人 4

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行こう〜!!と言われホシヒョンに肩を組まれた僕

体調が悪いんじゃないかと心配させてしまったし断るにも断れない

そのまま練習室から近い自販機へ行き水を買う

ホシヒョンの分も買おうとしたら細い目をこれでもかってくらい大きく開けて自分のお金を自販機に入れてた

ﾎｼ「A『携帯:ホントに体調が悪いんじゃないよね?今ならまだ間に合うよ』」

僕を心配して言ってくれてるんだけど、さっきからこれしか話してない

今ならまだ間に合うよって…何が間に合うんだろう

SEVENTEENから離れるなら今

今ならまだデビューしてないから間に合う

そうとしか今の僕にはとらえられない

「ホシヒョン」

ﾎｼ「ん?なに?」

「携帯:僕は大丈夫ですから、そんなに心配しないでください」

僕はこれから先、この状態ならSEVENTEENから離れることを考えてる

次日本に帰った時、僕は韓国に戻らなくなってしまうかもしれない

自分でもそう思うんだ

それになんとなく気づいてほしくて「元気」とは言わず「大丈夫」と言い

ヒョン達は絶対デビューしてください、僕は1人でも大丈夫という意味を込めて「心配しないで」と言った

ﾎｼ「っ…」

「ホシ、ホシヒョンが…沢山、僕に言う…」( ._.)

少し言葉を詰まらせたホシヒョン

気づいてほしいけど今は何故か嫌で慌ててカバーする

ﾎｼ「あぁ…そうだな、何回も聞かれたら嫌だよな!!それに練習中ちゃんと踊れてたもんな〜ハハッ」

僕の頭をワシャワシャしてくるホシヒョンを誤魔化せたみたいで少しホッとする

それから練習室に戻るため廊下を歩いてると他の部屋で練習していたであろう練習生の声が聞こえてきた

練1「次デビューするグループのSEVENTEEN、またデビュー先延ばしになったらしいぜ」

練2「社長デビューさせる気あんのかな」

練3「実力が足りなかったりしてw」

練1「え〜それじゃデビュー組じゃない俺らどうなんだよ〜ww」

どんな話をしてるのか僕にはほぼ分からない

けど急に立ち止まって握り拳を作るホシヒョンを見たら良くない話だってことは分かる

「ホシヒョン、大… 練1「あとさ、あの金髪だった日本人の奴」」

大丈夫と言いかけた時、さっきの声が僕の声に重なった

「日本人…?」ﾎﾞｿｯ

僕のことだ

練2「あ〜あの根暗な奴?ww」

練1「そうそう!そいつコネでここ入ったらしい」

練3「知ってる!入ったあと他の練習生のジウォンって奴らのストレス発散の道具になってたって話!!」

練2「え〜それなんかヤバいw」

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