僕は日本人 4

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ジウォン…久々に聞いた

僕を日本人とバカにした人

僕は友達だと思ってたのに向こうはそうじゃなかった

練1「あとそいつ、今は分からないけど結構屋上に行って、よく手すりに登ってるらしいよ」

練2「なんで?」

屋上、手すり…

僕が兄ちゃん達を見てたやつかな…?

練3「なんでって…あれしかなくない?」

練2「え、うそまじ?」

練1「んで、ある日階段から落ちて運ばれたってよ」

階段…?

ジウォニヒョンの名前が出てきて階段ってきたら、僕が階段から落ちたって話かな…

練2「うわ!下手したらﾀﾋぬじゃん!!」

練3「あ〜だからそのジウォンって奴、今この事務所にいn…」

( ._.)?

急に声が聞こえなくなった

何かが耳に当たってるから何故聞こえなくなったのかはすぐに分かる

僕の両耳をおさえるホシヒョン

『…』( ˙-˙)

ﾎｼ「え、あっ…」

目の前に立つホシヒョンをゆっくり見上げるとハッとした顔をした

僕の両耳をおさえたのは無意識だったんだ

少し悲しそうに見えるヒョンには全部聞こえてたかもしれない

「…ヒョン、何してるんですか…?」( ._.)

「日本人」「ジウォン」「階段」この言葉だけで僕の良くない話をしてるのはよく分かる

でも言われたのは僕だけじゃない

ホシヒョンは握り拳を作ってた

ヒョン自身にとっても良くないことを言われてたに違いない

ﾎｼ「さっ、寒いかなと思って!!」

何も理解してないような顔でヒョンに問いかけるとホシヒョンは咄嗟に嘘をついてくれた

「寒いは、大丈夫です…」( ._.)

ﾎｼ「そうだよな、ここ建物内だし!」

少し慌てるホシヒョンにいつも通り接する

僕が何も理解していないと思ったのかヒョンも普通に返してくれた

ﾎｼ「早く戻ろう!!スンチョリヒョンに怒られるぞ〜」

僕を不安にさせないためか、ワントーン上げて話すホシヒョン

「はい」( ._.)

返事をすればホシヒョンは僕の頭を撫で歩き出した

「…ヒョン達は、絶対、デビュー、する……」( ._.)

ホシヒョンの背中を見ながら聞こえない大きさで呟く

ﾎｼ「っ、…(聞こえてるから…)」

練習室に戻るとスンチョリヒョンが腕組んで立ってた

ｽﾝﾁｮﾙ「遅い」

「すみません…」( ._.)

ﾎｼ「ト、トイレ行ってたら時間が!!」

ホシヒョン嘘ついてる

ｼﾞｮﾝﾊﾝ「A大丈夫か?お腹」

「へ?」( ˙-˙)

ﾎｼ「えっジョンハニヒョン、真っ先にAのとこ行った!!」

ｼﾞｭﾝ「A可愛い〜」

ﾐﾝﾊｵ「ヒョン、それ今じゃないと思う」

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