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MH「迎えに行こうか?」

「いや、だめだよ、ハオ仕事で疲れているでしょ?」

MH「いいよ気にしなくて、気分転換したいし
  マネヒョンから車借りて向かうね」


帰国前、空港にいるわたしに掛かってきたのはハオからの電話で
いきなりお迎えがくることになった









空港につくと、すらっとしてロングシャツを羽織っているサングラスをかけた人

「ハオ!」

MH「ヌナ、おかえり」


ひらひらと揺れるこの優しい手が大好きで、
ハイファイブするように掴んでぎゅっと手を握る


サングラスを外しながらハオがわたしを不思議そうにみる


MH「ヌナ、どうしたの?」

「人肌恋しい」

MH「そういうのみんなの前で言っちゃダメだよ?」

「なんで?」

MH「欲 情するから」


わたしがあまりにも口を開けたままひいているものだから
ハオがわたしの両ほほを大きな手で掴む


「んん」

MH「アホな顔しないで」

「アホっていわないでよ」

MH「もう、帰るよ。コーヒーでも買っていく?」

「うん!アメリカーノ!」


空港に入っているカフェで飲み物をテイクアウトし、
車まで向かうと、普段絶対に座ることのない助手席へ座る


「ふああ、」

飛行機の中で寝すぎたせいか、
それともボノニのプレイリストを聴いていたせいなのか

まだあくびが続く

MH「眠い?寝てもいいよ」


そういうとハオはわたしの胸にかかるシートベルトを
苦しくないように調節してくれる


「ううん、寝ないよ」

MH「そう?」

「だって、ハオが運転してくれているんだもん」

MH「いいよ、気にしなくて」

「わたしが嫌なの、」

MH「うん?」

「向こうで仕事しててね、ハオの話になったの」

MH「急に?なんの話題で?」

「ドライブデートしたことある?って聞かれて
 デートかわからなけど、ハオとならあるって」

MH「あー、花火大会、車から見ようってなって車出したね」

「うん。わたしは勝手にデートだと思ってたの
 ハオと一緒に出かけることがうれしくて」

MH「うん、デートだったよ」

「わたしの思い出のデートだ」



ハオが前を向きながら
そういうの、本当にだめだよ。って言う


「どうして?」

MH「キスしたくなるから」

「うん」


ちゃんと拒否しないのが悪いんだよってハオが続けると


タイミングよく信号待ちになった瞬間
ハオがわたしの後頭部をやさしくハオへ近付けると


どちらかともなく唇を重ねた








MH「ヌナと僕の秘密だよ」

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いっちー - パスワード教えてください!!! (2020年8月1日 7時) (レス) id: 2a839912d1 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - パスワードってどうやってわかるんでるすか? (2020年7月6日 0時) (レス) id: 6ac62839ad (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - パスワードってなんですか? (2020年7月6日 0時) (レス) id: 6ac62839ad (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 更新待ってます! (2020年6月28日 8時) (レス) id: edee17033c (このIDを非表示/違反報告)
hinari(プロフ) - シエルさん» 感想ありがとうございます!スングァンくんはきっとヌナにこう甘えてるんだろうな〜って思いながらかいてみているので、気に入っていただけたならうれしいです^^ お心遣いありがとうございます!シエルさんのお言葉で更新がんばれそうです (2020年6月22日 11時) (レス) id: 9692caecf8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:hinari | 作成日時:2020年6月6日 21時

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