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レコーディングが無事に終わると2日ほどオフで
そのあとはインタビュー等の仕事で追われ
アメリカ最終日の前日にわたしはトムに呼び出された
TM「ごめんね、急に」
「いえ」
そういってトムが迎えに来た車に乗り込むと
僕の仕事部屋に案内するよと言った
TM「ここが僕の仕事部屋」
広い庭と大きな一軒家がぽつんとある
部屋へ案内されると、たくさんのトロフィーと
トムが好きなのであろうバスケ関連のグッズが綺麗に飾られていた
TM「ようこそ」
そういいながらトムが壁一面に映るプロジェクターを再生すると
先週、撮影したMVが完成したようで
「これ、」
TM「一番最初にみせたくて」
トムとわたしの歌声が響くこの部屋で
トムとわたしが恋人のように過ごす映像
歌の内容は別れた彼女を想うの話だけど、
TM「僕の実話なんだ
だから、この辛くて悲しい記憶をちゃんと歌で残したくて」
「辛くて、悲しい？」
TM「歌には書いてないけど、彼女は事故で、」
トムの言葉がつまると、大きな目には涙がたまっていた
TM「昇華したかったんだ、ずっと
初めて僕の彼女になった子だったから」
初恋のひとが離れていくなんて、
わたしにはそんな想像が簡単にはできないけれど
「わたしを選んでくれてありがとう」
昇華するためにつくったであろうこの曲に
わたしを選らんでくれたことを誇りに思える
トムはわたしに握手を求めると、そのまま引き寄せてハグをした
「出会ったことに、トムといたことに、
ちゃんと意味があったんだよね、彼女は」
悲しく笑うトムとわたしは最後までMVを見たあと、
沈黙のままただ時間を過ごした
夕方、トムのマネージャーがわたしをホテルへ送ってくれた
明日は帰国日
荷造りをして、あ、その前にハニのお土産買わないと
そう思いながら出るわからない電話を発信してみる
「もしもし、ハニ」
JH「まさか電話かけてくるとは思わなかった」
「だって、お土産の内容聞いてなかったから」
JH「そんなこと？」
「え、そんなことって？」
JH「冗談だよ、別にお土産がほしいわけじゃない」
「じゃあ、何が欲しいの？」
JH「そんなの決まってるじゃん、」
「ん？」
JH「お前の愛だよ」
「何言って、」
沈黙が続く
「ハニ、愛してるよ」
そういって、反応をきくのが怖いから
わたしはすぐに電話を切った
ハニからのカトクに ”俺も”とだけ書いてあり
なんだか顔が熱くなった気がした
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いっちー - パスワード教えてください！！！ (2020年8月1日 7時) (
レス) id: 2a839912d1 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - パスワードってどうやってわかるんでるすか？ (2020年7月6日 0時) (レス) id: 6ac62839ad (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - パスワードってなんですか？ (2020年7月6日 0時) (レス) id: 6ac62839ad (このIDを非表示/違反報告)
いちご - 更新待ってます！ (2020年6月28日 8時) (レス) id: edee17033c (このIDを非表示/違反報告)
hinari(プロフ) - シエルさん» 感想ありがとうございます！スングァンくんはきっとヌナにこう甘えてるんだろうな〜って思いながらかいてみているので、気に入っていただけたならうれしいです^^ お心遣いありがとうございます！シエルさんのお言葉で更新がんばれそうです (2020年6月22日 11時) (レス) id: 9692caecf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hinari | 作成日時：2020年6月6日 21時
