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「､､､え？」
聞き慣れた声に振り向くと、マスクとフードで顔を覆った不審者､､､
ではなく、兄がいた。
「びっくりしてんの？固まってんじゃんㅎㅎ」
「は？いや、え、なんでいんの？」
「マネヒョンが教えてくれた。」
そういうことじゃねえよ。なんでスケジュールバックれてんだ。
「オンマとアボジも来てるから。だいぶ怒ってたぞ、覚悟しとけよㅎㅎ」
兄の後ろに停めてある車から、両親が顔を覗かしていた。
あ、オンマ怒ってる､､､やばいな､､､
その後私はもちろん、車から降りてきたオンマにこっぴどく叱られた。
訳を話すと、練習生をやめさせると脅され、もう2度とこんなことしないと誓った。
兄の存在がバレるとまずいということで、他の学生達が校舎から出てくる前に校門の前で家族写真を撮った。
もちろん、みんなマスクなしで。
センスのないオッパだから、手渡された花束はきっとお花屋さんに選んでもらったものだろうけど。
そう思いつつ、家族写真と花束を抱えた私は、言葉にできない感情で胸が埋め尽くされていた。
「学校、ちゃんといけよ。」
車を降りる直前、兄がそう言った。
「うん。がんばる。」
ばたりと車のドアが閉まり、兄の姿が遠ざかる。
「さ、ご飯でも食べに行く？」
母の声にんー？と、絶対に聞いていないであろう返事を返しつつハユンにカトクする。
自分今どこ?練習行く?
ハユン夕方の自主練から行こうかな
自分了解
「聞いてるの？お昼ご飯、行く？」
「おー、クッパ食べたい。」
「はいはい、練習生なのにいいの？」
「いいの。体重管理で怒られてはないから。」
「よーし、じゃあ今日はアッパの奢りだなー！ジウナ、食べたいもの全部食べなさい。」
「
「単純な父子だわ。」
「「ㅋㅋㅋㅋㅋㅋ」」
思えば久しぶりに会って話す両親。
この2週間ほどを埋めるようにたくさん話をした後、私は練習に向かった。
体重で怒られたのは、また別の話だけど。
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千笑 - お待たせいたしました。更新を再開させていただきます。 (2023年1月9日 13時) (
レス) id: 6154d9208d (このIDを非表示/違反報告)
千笑 - いつも小説を楽しんでいただいてる皆様へ。作者の千笑です。私情により、ログインすることができなくなってしまったため、長期間更新ができないかもしれません。申し訳ありません。状況が改善した時にまたお伝えします。 (2022年12月28日 21時) (レス) id: 6154d9208d (このIDを非表示/違反報告)
Kokuma(プロフ) - めちゃめちゃ好みです！続きが楽しみです。 (2022年12月17日 21時) (レス) id: 9eeff62ceb (このIDを非表示/違反報告)
こまり(プロフ) - まさかの展開すぎてびっくりしてます。続き気になります！更新頑張ってください！ (2022年12月7日 23時) (レス) @page38 id: e86bc2c528 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - 前々から読ませていただいているのですが、読んでてすごく引き込まれるし、読むたびに続きが気になってしょうがなかなってしまいます！！むちゃむちゃ好きです！！いつも更新ありがとうございます‥！！ (2022年12月7日 0時) (レス) id: 6864ce5b3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千笑 | 作成日時：2022年10月31日 10時
