伝えたい。伝われ。 (ページ4)

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店長に挨拶して、学校の制服に着替えて裏口から出る

外に出たらミンギュが待ってた

ホントビジュアルだけはいいよね

モデルみたいな格好で長身長で

160ぐらいしかない自分からしたら184とかもう巨人

MG「やっと来たー！オレ結構待ったんだけど、寒いー！」

「コンビニもっとかかるかと思った。何買ったの？」

MG「あ、はい。バイトおつかれ」

差し出されたペットボトルのホットミルクティー

MG「まだミルクティー好きかわからなかったけど、好きだよね？」

「よく覚えてたね。今でも好きだよ」

よかったよかった。と自分の分のココアを開けて飲むミンギュ。

バイト先から家までは徒歩で30分ぐらい。

結構あるけどいつもはイヤホンつけて音楽聞いてるとすぐだ

いつものこの道も誰かと一緒だとまた違う気分になる

ましてや、好きな人と

MG「今日カレーだってよ」

「わかった。」

このまま他愛もない話をして家につく

あの先生の授業は理解できないとか、この先生の時は寝ても怒られないとか。

昔はよくしてたのになー

MG「そのままもう上がっていけよ」

「一旦荷物置いて着替えてくるよ」

MG「もうカレーできてるって言うし。ほら」

「ちょっ、」

こういうときは年上みたいなことする

やっぱ強引すぎるけど

うちの手首を掴んで家に連れ込む

M母「おかえり、ほら二人とも座って熱いうちに食べちゃいなさい」

MG「いただきまーす」

「お邪魔します、いただきます」

本当にミンギュのお母さんのご飯は美味しい