年の差なんてクソくらえ【ゴウ】【アニポケ】 (ページ8)

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フィールドワークinキルクスタウン② ページ8

「二人の英雄と、なんだろう、剣と盾をどこかにしまっている？ブラックナイトを沈めて、役目を終えたから？」

「役目を終えた、剣と盾...。そっか、そうだったんだ」

「お？」

何かひらめいたようなAに、ゴウは期待を込めたまなざしを向ける。

「おかしいと思わない？歴史が語り継がれる中で、英雄とされる人間は二人から一人になってしまったのに、剣と盾は変わらず”剣”と”盾”として言い伝えられている。普通、人間にフォーカスした伝承なら、戦う道具よりも、二人の人間の方が正確に語り継がれるべきでしょ。ということは、英雄伝説の主役は、人間じゃなくて、剣と盾だったのよ！」

Aはそう一息に言い終える。
それを聞いたゴウも、考え込む仕草をし、興奮気味に問いかける。

「待てよ、ということは、この剣と盾がどこに眠ったかが分かり、それを目覚めさせれば、英雄として語り継がれた力が復活して、ブラックナイトをおさめられる？」

「その可能性が高いわね」

「やべーーーこの旅、わくわくが止まらねぇ！」

「わたしも！こんなに楽しい旅はひさびさ！」

二人で顔を見合わせ、子供のように目を輝かせる。

「早く温泉を見て回って、次の目的地のターフタウンに行こう！」

その後二人で爆速でステーキを食べ、店を後にした。