195日目 ページ44
綾瀬side
昨日は山田とバイバイして横浜駅に着くとお兄ちゃんから「今日夜遅くなる」との連絡が入った。まぁつまり23時超えるからって意味。
これはもう、ほら。行くしかないじゃん。てかもう行くじゃん。理鶯さんのところ。バスを乗り継ぎ森に入り理鶯さんに会いにいく。
夜だから足下暗いけど気にしない。私の心は光で充ちている。なんとなくで進んでつくものでは無いけどなんとなくで進んで理鶯さんの元へ。
理鶯「…………こんな時間に1人できたのか綾瀬」
綾瀬「あ、理鶯さん。いや実はね」
理鶯「今は小官が話している。1人できたのか?」
あっっっ…………怒ってる。
綾瀬「いや、うん、あ、その……すみません」
理鶯「こんな夜に森に入ってきて怪我でもしたらどうする」
綾瀬「す、すみません…………」
珍しく怒ってる理鶯さんに心が折れる。お兄ちゃんに怒られる前に理鶯さんに怒られるとは……。理鶯さんの前に正座をして座っていると大きなため息が聞こえてきた。
大きなため息の後に「こんな時間に何をしに来たんだ」とめっちゃいい声で聞かれる。許してくれたのかと思いパッと顔を上げるといつもの無表情。
理鶯さん表情薄いから怒ってるのかなんなのか分からない。あ、ちょっとお前もなとか思うのやめてください。
綾瀬「いやぁ渡したいものがあってですね」
理鶯「渡したいものとは?」
自分のカバンを漁り紙を5枚出す。綺麗に揃え理鶯さんに「はい、」とそれを渡した。
綾瀬「最近寒くなってきたからね。これ、よかったら火起こしに使って」
この時なんかものすごく困惑した顔してたけどまぁ大丈夫でしょう。帰りは危ないからと森の外まで送ってくれた。
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綾瀬「というわけです」
一椛「よく帰ってこれたね。銃兎さんには?」
綾瀬「もちろん……言ってない」
というと何故か顔を引きつらせる山田。なんでそんな顔するの。
「何その顔」と聞くと「そんな生き生きした顔あたし初めて見たよ」と言われた。何その生き生きって。いつも死んでるみたいな。失礼だな。
キーンコーンとタイミングよくチャイムがなり仕方なしに自分の席へと戻るため立ち上がる。と、それと同時に1件のメールが。
なになに?と覗き込む山田。携帯を開くとそこには1つのメッセージが。もちろんお兄ちゃんから。
『今日、チームで会議してから帰る。』
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suzusen(プロフ) - ゆゆさん» 入間ちゃんが「誰だって天変地異起こしちゃうよね、分かる」と言ってました()意外と平均点以上取るのってまぁまぁ難しいですよね(笑) (2020年1月2日 23時) (レス) id: 2d79256d59 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 入間ちゃん、心配するな。私なんて昔算数だった時に10点とったことあるんだから(( 今でもテストの多くは平均点以下だし← (2020年1月2日 23時) (レス) id: 0ad758797f (このIDを非表示/違反報告)
suzusen(プロフ) - ♭れもんさん» そうなんですよ、気づいたらもう6まで.......。優しい皆さんのおかげです!えええええ嬉しすぎます!!!そんな!そんな!私も大好きです.......!!!ほんとに!自分が読みたいものを書いてるだけなので!!あ"ぁ!!嬉しい!!これからもよろしくお願いします!!! (2019年12月30日 23時) (レス) id: 2d79256d59 (このIDを非表示/違反報告)
♭れもん - もうシリーズも6になっちゃうんですね…すごいです!こんなに話を続けられて、私も個人的にの小説ですが、suzusenさんのようなをモットーにがんばりますっ!応援してますっ!大好きです← (2019年12月29日 1時) (レス) id: d67f03efe8 (このIDを非表示/違反報告)
suzusen(プロフ) - ヒロアカ、ヒプマイ最高!!さん» わあ!!コメントありがとうございます(^^)今年中には続編頑張ってあげます!!!!お待たせしてすみません.......。応援ありがとうございます! (2019年12月26日 17時) (レス) id: 2d79256d59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:suzusen | 作成日時:2019年6月22日 10時