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166日目 ページ15

二郎「ちょっとだけ待っててくれね?じろ兄、ちゃんと帰ってくるから」




「約束」そう言って二郎は一椛の小指に自分の小指を絡めた。一椛が小さく頷いたのを確認すると二郎は立ち上がり部屋を出て行った。






一椛(また、迷惑……たくさん…かけてる…………身体いたい…………)






一椛は少しでも身体の痛みが収まるよう小さく丸まったが特に効果が出るわけでもなく布団を握り締めた。


身体は痛くてもだるく重たいせいか徐々に瞼が落ちていく。しかし再び閉じられようとしたその瞼は三郎の声によって開いた。






三郎「一椛姉?!どこか痛いの?!?!」


一椛「さ、ぶろ…………?」


三郎「お腹ですか?!」


一椛「いや…………から、だ……ぜんぶ…………?いたい…………」





三郎は身体全部が痛いと聞き「やっぱりインフルエンザか……?」と考え始めた。逆に一椛はそんな三郎をぼーっと見つめながら「なんでいるの?」と頭の中でぐるぐると考える。


三郎は一椛の視線に気づき1度首を傾げるも、考えを察し微笑んだ。





三郎「二郎のやつがいち兄を呼んでくるからその間様子見てほしいって言ってきたんです」


一椛「ねてた……?」


三郎「いえ、1人で携帯弄ってただけなので。気を使わなくて大丈夫ですよ」





そう言って三郎は優しく一椛の頭を撫でた。ゆっくりと撫でながら「いち兄遅いなぁ」とドアの方を向くもドアが開く気配はない。


うーん……と一椛に視線を戻すと頭を撫でられているのが心地よいのかウトウトと瞼が閉じられかけていた。






三郎「一椛姉、寝てても大丈夫だよ」


一椛「うん…………」


三郎「おやすみなさい」





三郎の言葉で一椛は完全に瞼を閉じて眠った。そして眠りに落ちてちょっとしたくらいで一郎と二郎が部屋に来た。


2人の様子を見て一郎は状況を把握したのか持ってきたタオルとポカリをサイドテーブルに置いた。






一郎「二郎も三郎もありがとな。一旦部屋戻って寝ろ」


二郎「え、でも……」


一郎「大丈夫だろ。今は落ち着いたみたいだからな」






「な?」と2人の顔を見て言うとも戸惑いながらも二郎と三郎は頷き各々部屋に戻った。

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suzusen(プロフ) - ゆゆさん» 入間ちゃんが「誰だって天変地異起こしちゃうよね、分かる」と言ってました()意外と平均点以上取るのってまぁまぁ難しいですよね(笑) (2020年1月2日 23時) (レス) id: 2d79256d59 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 入間ちゃん、心配するな。私なんて昔算数だった時に10点とったことあるんだから(( 今でもテストの多くは平均点以下だし← (2020年1月2日 23時) (レス) id: 0ad758797f (このIDを非表示/違反報告)
suzusen(プロフ) - ♭れもんさん» そうなんですよ、気づいたらもう6まで.......。優しい皆さんのおかげです!えええええ嬉しすぎます!!!そんな!そんな!私も大好きです.......!!!ほんとに!自分が読みたいものを書いてるだけなので!!あ"ぁ!!嬉しい!!これからもよろしくお願いします!!! (2019年12月30日 23時) (レス) id: 2d79256d59 (このIDを非表示/違反報告)
♭れもん - もうシリーズも6になっちゃうんですね…すごいです!こんなに話を続けられて、私も個人的にの小説ですが、suzusenさんのようなをモットーにがんばりますっ!応援してますっ!大好きです← (2019年12月29日 1時) (レス) id: d67f03efe8 (このIDを非表示/違反報告)
suzusen(プロフ) - ヒロアカ、ヒプマイ最高!!さん» わあ!!コメントありがとうございます(^^)今年中には続編頑張ってあげます!!!!お待たせしてすみません.......。応援ありがとうございます! (2019年12月26日 17時) (レス) id: 2d79256d59 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:suzusen | 作成日時:2019年6月22日 10時

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