73日目 ページ39
一椛「じろちゃん帰ってきちゃったよ。」
三郎「まずは落ち着こう！！とりあえず頭殴って気絶させて……」
一椛「いや落ち着け」
さぶろーたはじろちゃんが帰ってきて相当焦ってる様子。
ほぼほぼ錯乱状態である。
三郎「いや、待てよ。二郎は存外簡単に騙せるかもしれない」
一椛「おぉ。どうすればいい。」
「いいか？」とさぶろーたは人差し指を立てて話し出す。
三郎「話しかけてきたら "話しかけるな低脳" とか言っとけばごまかせる！！」
一椛「さぶろーたはじろちゃんをなんだと思ってんの…」
2人で話し合ってるとコンコンとドアをノックする音が聞こえてきた。
扉の向こうにじろちゃんがいるのは明白。
二郎「お前ら大丈夫かよ。入るぞ」
まずいと思考がシンクロしたのか私もさぶろーたも立ち上がり急いでドアを開け外に出た。
三郎「な、なんだよ二郎」
二郎「いや、なんだよは俺のセリフだ。何やってんだよ」
三郎「お、お前には関係ないだろ！！」
二郎「はぁ？ていうか一椛。お前今日飯当番だろうが」
大丈夫。さっき説明された通りやればいい。
一椛「話しかけんな低脳」
二郎「はぁ？！てめぇのためになぁ((一椛「話しかけんな低脳」あ？」
一椛「話しかけんな低脳」
二郎「いや俺まだ…」
一椛「話しかけんな低脳」
二郎「お、おい一椛…」
一椛「話しかけんな低脳。話しかけんな低脳。はなし((ﾑｸﾞｯ」
三郎「ああー！一椛姉この手紙見て欲しくて！！」
さぶろーたに口を塞がれ再び部屋の中へと連れ戻された。
そして再び座らされる。
三郎「お前隠す気ないだろ！！」
一椛「だってさぶろーたが "話しかけんな低脳" って言っとけばいいって」
三郎「それだけとは言ってないだろ！！お前は壊れたロボットか！！」
一椛「わかったわかった。ちゃんとやるよ」
三郎「はぁ？！ちょっ……綾瀬！」
はぁ、と立ち上がり私は再びドアを開けじろちゃんの前に出る。
じろちゃんはさっきおかしすぎた私を心配してかやばい…という顔をしている。
二郎「お、お前…大丈夫か……？」
一椛「は？何が？低能に心配される筋合いなんてないんだけど。じゃ、あたしご飯の用意してくるから」
二郎「は、はぁ？！お前ほんっと可愛くねぇ！」
じろちゃんの言葉を背に私は階段を降りてキッチンへと向かった。
三郎(いやちゃんと出来んのかよ！！)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 240人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
(名前)(プロフ) - 感動＋面白い (2019年6月23日 23時) (
レス) id: 447009685a (このIDを非表示/違反報告)
suzusen(プロフ) - 鈴谷いろはさん» 今更ながらの連絡、申し訳ありませんが、よろしければこちらの絵を" 山田家長女と入間家長女の日常 3 " の方に載せたいのですがよろしいでしょうか？もしよろしければご検討の程宜しくお願い致します。 (2019年2月9日 10時) (レス) id: 2d79256d59 (このIDを非表示/違反報告)
suzusen(プロフ) - 鈴谷いろはさん» とてもありがたい......！！本当にありがとうございます！！！ (2018年12月31日 1時) (レス) id: 2d79256d59 (このIDを非表示/違反報告)
鈴谷いろは - 入間家長女→http://uploda.ysklog.net/a0d4cba49c8436ac8a60c95562206815.jpg (2018年12月30日 21時) (レス) id: b44f0252f3 (このIDを非表示/違反報告)
鈴谷いろは - 山田家長女→http://uploda.ysklog.net/f498edfb51b034333baa9afa92ae4d52.jpg (2018年12月30日 21時) (レス) id: b44f0252f3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：suzusen | 作成日時：2018年12月5日 0時
