幼馴染みが将軍になっていました。

『え、第7話です』 ページ8

〜Aside〜

『やっぱりみんな髪長いねぇ...』

「Aの方様、先程上様にやられていた髪型は、なんというのですか？」

『んー？あれは編み込みっていうもので三つ編みの応用編です！』

『じゃ、つぎは編み込み教えよっか！』

『あ、ペアがいない。んー。』

『あ、いい所に姫が。』

『筑姫(つくひめ)様！ちょっとこちらにいらしてください！』

筑「は、はい...」

『髪を下ろしても大丈夫ですか？』

筑「はい、構いませんよ。」

『っじゃ、編み込みを教えまーす！』





『こんな感じで最後までやると、完明院様のように！』

「「おぉ〜...」」

『筑姫様、お花好きでしたよね？』

筑「はい！」

『あ、ねえ。ちょっとだけでいいからお花持ってきて？』

「はい、少々お待ちください。」

『よし、腕の見せ所だ...！』




『っよし、でーきた！』

「「おおおお！」」

筑「ど、どうなってますの...？」

筑「まあ！素晴らしいですわAの方様！」

『気に入っていただけてよかったです〜！』

両方を編み込みして、所々花をさしただけなんだけどねw


渉「まだやってんのA...」

「上様...！」

『見てよ筑姫様の髪！凄いっしょ！』

渉「お、結って貰ったのか筑姫」

筑「は、はい。Aの方様にやっていただきました...」

渉「そうか。A、他の人に迷惑かけないようにな？わかった？」

『はーい。って、公務は？』

渉「終わった。ここでみてていい？」

『どーぞ。』

渉「あーらら...完明院様、Aにしてもらったんですか？」

完「ええ。さすがはA。器用な娘だ事。」

渉「...なんか、マリア像みたいな髪型にしたんだな。」

『うん。ぜーんぶ繋がっているように見える編み込みにした。』

渉「器用なことで...w」

『あ』

渉「なに？」

『元号何になったんだろ...』

渉「え、変わったの！？」

『うん。平成の天皇様生前退位だって。』

渉「まーじぃ...？お疲れ様ですw」

『いや、今は生まれてないけどね？ww』



「なにをお話されているのかしら...」

「あのようなお顔の上様、初めて見ましたわ。」

「Aの方様がとてもお好きなのですねぇ...」

「Aの方様、上様を上様とお呼びしていませんよね？よろしいんですの？」

「上様がそれでいいなら良いのでは？」

「それもそうね。」




『はー、疲れたなぁ今日は。』

渉「ま、あれだけの女達を相手にしてたらそりゃ疲れるだろ。」

『んー、でも楽しかったなw』

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