幼馴染みが将軍になっていました。

完明院「第3話でございますぇ。」 ページ4

完明院の設定

先代の正室。子はいたが、病に倒れ亡くなった。

〜Aside〜

『で、ここにこれ代入すれば完璧。』

渉「おー...」

『数学はこんなもんじゃない？』

渉「ありがと、英語は大丈夫だし...あともういっか。」

『相変わらず勉強頑張るねーww』

渉「い、一応やっといた方がいいかなーって思っただけだしっ？」

『はいはいww』

「失礼致します。上様、完明院様がお呼びでございます。」

渉「あぁ、すぐに行くと伝えてくれ。」

「かしこまりました。」

渉「さ、A。詳しい説明しにいこっか。」

『私ってなにしてればいいの？』

渉「俺の隣にいればいいよ。」

『んー、わかった。』



渉「失礼致します。」

『し、失礼致します。』

完「あら、ホントに来てくれはった。」

完「そなた、名は？」

『Aと申します。』

完「Aね...Aも渉のように来たのですか？」

渉「はい。私達は幼い頃から共に育ち、心を許せる仲でございます。」

完「そう。なら渉、Aを娶ってしまいなさい。」

は？唐突すぎん？ってかこの人頭大丈夫？←

渉「『はい？？』」

完「Aがこの城で過ごすには誰かの養女になるか、誰かの家に嫁ぐか、下女として働くかの三択になる。」

完「やったら、渉が娶ればAも一緒に居られるし、ええと思うけど？」

マージかよこの人本気だねこれは。

渉「か、考えさせて、いただきます....」

『あ、あはは....』

完「だいたい分かったからもう行ってええですぇ。あ、Aはちょっと残ってな。」

渉「はい、A部屋わかる？」

『困ったら女中さん達に聞くよ。先戻ってて？』

渉「わかった。では完明院様、失礼致します。」

完「....A」

『は、はいっ。』

完「...もしあなたが渉の妻になったら、周りにはよく思わない女達が沢山できる、それは覚悟しておき？」

なにそれ....〇奥じゃん....

『は、はい。肝に銘じておきます....』

完「困ったら相談してもええですぇ。」

『は、い。ありがとう存じます。』

完「もういってええです。渉がまってますぇ。」

『はい、失礼致します。』

はー、緊張したぁぁぁ...

とりあえず山場はクリア、だよね。




完「ふふっ、渉のあんな優しい顔、初めて見ますわ。Aなら大丈夫そうやなぁ。」



『ﾄﾝﾄﾝ((渉ー、入っていい？』

渉「いいよー。」

『完明院様いい人だね。』

渉「うっそぉ、俺恐ろしくてもう...w」

『ちょっと貫禄が、ねww』

渉「第4話です。」→←『第2話です！』

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