化け狸の跡取りは

千雪「第7話だ。」 ページ8

〜noside〜


殿「是、神西白狐千羅、如何なる時も一族を統一し、一族の繁栄を神に代わって命ずる。」

せ「はっ。」



う「北、南、東、西の神、是、神西白狐千羅に御力を添え、白狐一族を守護したまえ。」

せ「我、神西白狐千羅、この命に代えても一族を守護することをここに誓う。」






せ「つっかれた。うらたんこんな疲れることやったん？」

う「おう。辛いよな。」

せ「何なんあの衣おっもいわぁ」←

し「大変やなぁ一族の長はw」

さ「ほんまやでw」

せ「まぁ、俺が殿になった所で俺らの仲はなんも変わらんけどなw」

う「あたりめぇだよwww」

し「そんなことある訳ないやんかー！w」

さ「俺ら幼馴染みやで？ww」


う「あ、地震の時ちびっ子達どーしょ。」

せ「センラ達も北海道の分家に逃げるんで、出来るっちゃ出来るで？」

し「いやいやw流石にそれは白狐家が許さんやろw」

さ「俺やろうか？出来ると思うねんけど」

さ「困ったら親父連れてくるし。」

う「んー....じゃあ、お願いしよっかな」

さ「任せとき！！」

う「ありがとうな」


『失礼致します。殿、狢様、少しよろしいでしょうか。』

う「すぐに行く。白狐殿。」

せ「行きましょか、狢殿。」

う「鷙僂、唆馨陀」

しさ「「なんや/なに？」」

せ「貴方達も来てくださいよ。」

し「ええん？」

う「いいんだ、早くしろ。」

さ「はぁぁい。」


う「呼んだ理由は」

『「前当主からの伝言でございます。」』

せ「？なんやの？」

『早急にお世継ぎを、との事です。』

う「はぁ？」

せ「お世継ぎぃ？」

し「...ンブフwwwwww」

さ「ここに来て世継ぎかいなw」

う「いやなんだけど。」

せ「センラ継いだばっかやねんけどなぁ()」

さ「確かにwwwwww」

し「どんまwwwwwwwwww」

「特に御当主様、奥様がとてもおしてくるのですが.....」

『兄弟姉妹同士でも良い、とも仰られております。』

う「白狐殿....」

せ「狢殿......」

うせ「「どうしよう/どうしましょ....()」」


.....これはまた、一波乱の予感ですね.....




....ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞゴゴゴゴゴ

う「！？なんだ！？」

せ「これは.....地震！？」

し「なんでこんなタイミングで！」

さ「と、とにかく出るで！」


「「『『御当主様！/殿！』』」」

う「皆無事か！」

せ「白狐家は大丈夫です。」

う「よし、これより、北海道の方へ移動する。ついてこい！！」

「「「はっ！」」」

せ「狢殿について行くで」

『『『はい。』』』

う「なんでこのタイミングなんだよ()」せ「まぁ、しゃあないですよ。」→←琳乃「第6話でございます。」

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