化け狸の跡取りは

センラ「いつ見てもエグい.....」 ページ19

〜うらたside〜







う「.....ﾍﾟｯ...」

せ「...お疲れ様。」

う「...はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ...」

せ「逆襲使うほどやったんやね...辛かったね...」

う「また琳の兄弟が減ったｯ...」

う「もういやだぁ....っ！」

琳多「....総員、建物の修復にあたれ！」

う「へ、？」

琳乃「御当主様に用があるものは琳の兄弟に言うように！！」

琳凪「総員！作業開始！！！」

『『『『『『はっ！！！！』』』』』』

う「.......」

琳多「兄様！？泣いてっ...？」

せ「めっずらしー...700年振りにみた...」

う「....センラ、いくぞ。琳多頼んだ。」

琳多「はい。おやすみくださいませ。」







さ「は！？」

し「泣いた跡！？www」

せ「700年ぶり。」

う「うっせ、」

さ「うらたちゃん頑張ったねぇえ！ww」

し「よちよちよちよちwww」

う「だぁっwちょwww」

し「...なにがあった。」

せ「逆襲つこうたんです。」

し「あぁ...」

さ「ほぉらよちよち！！wwww」

う「さかたっwwwもう勘弁してwwww」

さ「ふふふふふwwwwwww」

う「まーしぃーセンラぁぁぁぁwwww」

し「おおよちよちwww」

う「うわー逃げ場がねぇぇぇぇwwww」









せ「で、寝かせたと？」

し「半催眠術。」

せ「()」

さ「まぁ、寝たから。」

う「んぅぅ...」

しさせ『ほ？』



う「りつき....りか......りんね....」

う「..ごめんな......」

し「oh......」

せ「...まぁ、しゃーないですよ。」

せ「...狢家の掟なんやから...」

さ「....反逆者は抹殺、ね....」

し「.........」

し「俺らが悩んだってしゃーないんや。...うらさんがほんとに困ってる時、一緒に悩んだり、話聞いてあげたり。それが俺らの仕事やで。」

さ「...せやな。」

せ「だね。」



















あれから何百年も時が経ち、最近は令和、という時代になった。

人々は着物ではなく洋服、とやらを好み、男女という隔たりもなくなりつつあった。

森林、山は大減少、ついに妖怪は人間へと化け、人間として生きていくものが増えた。


長達も、例外ではなかった。




う「かえりたい。」

さ「わかる。」

し「あっづい！！！」

せ「まって志麻くん置いてかんでこれ持って！！！」

し「浮かせや！」

せ「アホかリハ室や！！」

う「うるせぇ！」

さ「あひゃひゃひゃwwwww」

し「このぶっ壊れエアコンめ...」

う「...よし、きめた。」

しさせ『あ？』



う「森、帰ろ！！」

長、森へ帰る→←う「........」

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