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「僕のこと、『まふくん』でいいですよ」
『…ぇ』
声を出してはっと気付く。
違う、これは私じゃなくてルリに言った言葉なのに…
幸い、まふまふさん達には聞こえてないようだった。
「あっ、えっと…普段僕のことを『まふくん』って呼んでるならーって話で！
む、無理に呼ばなくても大丈夫なんですけど…！」
「だ、断じて！真桜ちゃんボイスで『まふくん』って呼ばれたいとか…そういう訳では…っ」
「落ち着け」
「あははっ
じゃあお言葉に甘えて、まふくんで！」
私を置いて、弾んでいく会話。
ルリはそらるさんが好きなんでしょ…？
私の方が、まふまふさんのこと好きなのに…
そう思って、はっとする。
…別に、ガチ恋でもないのにね
「…間宮先生？」
『っあ、はい』
まふまふさんに声をかけられていることに、全然気づかなかった…
アイスコーヒーのストローを回しながら、口を開いた。
「あの…間宮先生ももし良ければ…
…や、やっぱり何でもないです…」
『…？』
何の話だったんだろう？
聞いてなかったから全然分からない…
そらるさんが、まふまふさんの肩をつつく。
「まふまふ、OPの打ち合わせに来たんだろ？」
「…あ、そうでした！
イメージなんですけど〜〜」
一時間弱程、打ち合わせをしていたが、どうしても私は若干上の空だった。
『うーん、こんな感じですかね…
どうですか？イメージと合ってます？』
「おぉ…イメージ通りです！」
曲のイメージと照らし合わせて、簡単に絵コンテを描いてみた。
…うん、私が依頼した時のイメージとも近い。
『じゃあこんな感じで絵を描いてみますね
曲作り、引き続きお願いします』
「次の打ち合わせはいつに？」
『まだ未定ですけど、そんなに焦らなくても大丈夫です
今回のはルリが原因で早まっただけですから…』
「ご、ごめんなさーい…」
あまり反省してない様子でルリが返事をする。
…まぁ私は別にいいんだけれど
あぁ、これから忙しくなるなぁ
ネームを描き終えておいて、よかった。
早めに絵コンテを始めたかったし…
…あ。
あぁ、私ってやっぱり性格悪いなぁ…
目の前でLIMEを交換し始めたルリに、嫉妬するなんて…
小さく溜息をつくと、そらるさんが鞄に手をかけて立ち上がった。
「じゃあそろそろ…」
「あ、私達残るのでお先にどうぞ！」
『え、“私達”？』
「お疲れ様でしたっ！」
…私、暇じゃないのだけれど
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桃(プロフ) - 鈴里風夢さん» それは遺憾ですね…(´・ω・｀) (2018年9月25日 23時) (
レス) id: 1b48db34fc (このIDを非表示/違反報告)
鈴里風夢(プロフ) - 桃さん» 先生がね…あえて仏像の名前を書かせる問題たくさん出すし、寺の場所を選ぶ問題かなりあるし…意地悪な問題多すぎて、点数とらせる気ないだろって思う笑 (2018年9月23日 20時) (レス) id: 1e78f4766c (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - 鈴里風夢さん» わかるｗｗｗ仏像とか寺覚えるのムズい(><) (2018年9月23日 18時) (レス) id: 1b48db34fc (このIDを非表示/違反報告)
鈴里風夢(プロフ) - 桃さん» ありがと〜！私日本史選択なんだけど、仏像の名前とか全然覚えられない…笑 (2018年9月23日 11時) (レス) id: 1e78f4766c (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - 中間頑張れ〜〜！！ちなみに桃は先週終わったけど地理がぼろくそだったよ。 (2018年9月23日 10時) (レス) id: 1b48db34fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴里風夢
| 作成日時：2018年3月23日 19時
