キミ恋。6 ページ7
ーまふまふsideー
サインもらう列にならんで、
次はついに僕の番!!
ふわあああ!!!
めちゃくちゃかわいい!!
漫画の中から出てきたみたい…。
ん?僕のこと見て驚いてない?
あ、男だからか!!
ま「あ、あの!僕、キミ恋。大好きです!!
主人公の真桜ちゃんが可愛くて!
さっきそこでキーホルダーとかたくさん買っちゃいました!!
これからもずっと応援してますね!!!」
ひ、人見知り出なくてよかったあああ!!!
『あ、ありがとうございます…。』
目を伏せる間宮風歌先生。
ん?僕なんか変なことした!?
『あの…お名前は…?』
ま「まふまふです!」
『あ…はい。』
ひ、引いたよね!?今確実に引いたよね!?←
ふと気がついたように僕の鞄に付いている、まふてるを見ている。
も、もしかして…
僕(まふまふ)のこと知ってる!?
ま「も、もしかして、まふてるのこと知ってますか!?」
一瞬彼女はパッと顔を上げて、こっちを見た。
…目、綺麗だな……
彼女の目は、吸い込まれそうな藍色だった。
『え…、カラコン……ですよ…?』
驚き、焦ったような表情の彼女は言った。
あれ!?僕声に出してた!?
すごく恥ずかしい!!!
ま「うわああああ//わ、忘れてくださいぃぃ…」
『は、はぁ…。
…そのてるてる坊主、まふてるっていうんですね。
とってもかわいいですね。』
ま「あ、ありがとうございます!!
じゃなかった!ですよね!!」
『…っ。
サ、サインどうぞ。』
この反応……
絶対テンションおかしいやつだと思われたああああああ!!!←
ま「あ、ありがとうございます…泣」
サインは嬉しいけど、頭おかしい人だと思われた…。
これ以上、僕のイメージを悪くする前に帰ろう…。
『あの…!
、
、
、
まふてるのこと、もっと聞きたいです。
…また、来てくださいね?
……まふまふさん。』
ご、ご指名きたあああ!!←←
ま「も、もちろんです!今度、まふてるグッズ差し上げますね!!」
スタッフ「次の方ー」
ま「ま、また今度!!」
手を振ったら、振り返してくれた。
ふわああああああ!!!!←
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作者名:鈴里風夢 | 作成日時:2017年10月18日 23時