妖艶28 ページ30
「んんっ……はぁ。」
既に日は沈み始めた頃、ほとんどの仕事を終えたAは体育館のすぐ側の茂みに腰をおろした。
今練習が終わり、1、2年がせっせとボールの片付けやモップ掛けをやる中で3年はゆったりと自分の片付けや駄弁をしていた
この合宿は2泊3日。
烏野にも学べるものがあるので白鳥沢は更に強くなることだろう
Aは日々成長していく部員達を見ていて誇らしく思った。
すると突然、肩に重みがかかった
「んーっAちゃーん!!!」
「んぇ!?さ、覚!?」
「ぴんぽんだいせーかい」と笑いながらAの隣に座る天童。
タオルで拭いたため汗は無かったが、汗に反応する柔軟剤のおかげで天童からは心地よい匂いが漂った
「んもー……驚かせないでよネ
お疲れ様、今日は烏野さん達が晩飯つくってくれてるみたいだからそれまで晩飯待っててーって潔子ちゃんが。」
「ふーん、ありがたいね
って、んなことどーでもいいから!
俺はAちゃん不足で死にそうでゲス。」
ギュッとAの肩を抱き、自分の方へと引き寄せる天童
力強いはずの彼も、今はそっと包み込むように優しくAの肩に触れた。
「んーっ、くすぐったいよ覚。
……あたしも同じだから。」
「……え?」
天童は豆鉄砲を食らったように俯いてた顔をガバッとあげて立ち上がったAを見つめた。
Aはその視線に恥ずかしそうに目を背けながら小声でボソッと天童に何かを伝え、自室へと戻っていった
残された天童は、練習後休憩したであろう通常だった顔を真っ赤に染め上げながら力弱く囁いた
「────『あたしも寂しかった』って……!!
……なにそれデレ期ジャンッッ!!!!」
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涼竜(プロフ) - にわさん» ありがとうございます!!さっそくURL貼らせていただきます(∩´∀`∩) (2018年12月25日 5時) (レス) id: c5eea77953 (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - もちろんです!! (2018年12月24日 22時) (レス) id: 51f4d469fe (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - awosann0104さん» 行けました!本当にありがとうございます〜!!美人すぎて罪ですね...イメ画コーナーに載せても大丈夫でしょうか...? (2018年12月23日 17時) (レス) id: c5eea77953 (このIDを非表示/違反報告)
awosann0104(プロフ) - このURLで行けると思うのですが… (2018年12月23日 16時) (レス) id: cee02f5d00 (このIDを非表示/違反報告)
awosann0104(プロフ) - https://dotup.org/uploda/dotup.org1725405.jpg_3mhqK6ScBvvRAQtVB8u0/dotup.org1725405.jpg (2018年12月23日 16時) (レス) id: cee02f5d00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼竜 | 作成日時:2016年10月30日 0時