妖艶26 ページ28
澤村side
「────ということです。
まぁ分からなくなったらあたしに聞いてネ、着替え終わったら呼んでくださーい！体育館まで案内いたします」
ぺこりとお辞儀をして、清水と谷地を連れて部屋を出ていく白鳥沢マネの女子。
……名前聞くの忘れた。
「なぁなぁ！！たしかあの人、俺が中３の大会の時にいたマネージャーの先輩！！」
「あぁ？……雪ヶ丘中にいたかそんな人。
てかあの人はどう見ても3年だろ。日向が中３の頃にマネしてたっておかしくねーか」
日向と影山が話しているのを聞いて、スガ達と見に行っていたあの大会を思い出した
────他校の選手までも釘付けにしたあの美人マネか。
俺は大して気にならなかったが、田中が物凄く叫んでいたのを知っている。後々あの人は俺らと同い年でこっそりマネを手伝っていたと知ったが、それはルール違反ではないか？
……権力というやつだろうか。
「おう！俺、あの人に救ってもらったから……！
まさか白鳥沢にいるとはなぁ！！楽しみだなぁ！！！」
「うっせぇ、早く着替えろボゲェ」
「あ！？うるせーな！」
いつもどうりの喧嘩だったが、俺はとめることを忘れてずっとあの白鳥沢のマネージャーについて考えていた。
なんでそこまでするのだろうか、それが分からなかった
・
「────マネは暇だネ。
そーいや翔陽は元気？？どっからどーみても元気そーだけど」
「えっ！？げ、元気だけど……
えっと、白鳥沢マネさんは知ってるの？日向のこと」
するとAは改めて自己紹介していなかったことに気付き、頭を少し下げながら少し笑った
「ごめんねぇ。あたしは白布Aね、名前で呼んで大丈夫！！
あらかじめ部員表は目を通しておいたからー……貴女が潔子ちゃんでこの子がやっちゃんね？よろしく！
まぁ、翔陽とは家が近くて……あたしも弟とは違う雪ヶ丘中にいたんだけどネ。一生懸命な人はちゃんと応援してあげたいからなんとなく大会でたの。
ちなみに3年の女子の子の名前とかちょこっとかりて出たのよん」
その話をする時のAは伏せ目がちに、それでも儚いものを想うように静かに言った。
「……素晴らしい…！
私もそんなマネージャーになりたいです！！」
頑張ります！と敬礼する谷地にAは少し微笑んで深呼吸した。
「そうでもないけどネ
さぁ！部員さん達案内するから行くよー！」
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涼竜(プロフ) - にわさん» ありがとうございます！！さっそくURL貼らせていただきます(∩´∀`∩) (2018年12月25日 5時) (
レス) id: c5eea77953 (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - もちろんです！！ (2018年12月24日 22時) (レス) id: 51f4d469fe (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - awosann0104さん» 行けました！本当にありがとうございます〜！！美人すぎて罪ですね...イメ画コーナーに載せても大丈夫でしょうか...？ (2018年12月23日 17時) (レス) id: c5eea77953 (このIDを非表示/違反報告)
awosann0104(プロフ) - このURLで行けると思うのですが… (2018年12月23日 16時) (レス) id: cee02f5d00 (このIDを非表示/違反報告)
awosann0104(プロフ) - https://dotup.org/uploda/dotup.org1725405.jpg_3mhqK6ScBvvRAQtVB8u0/dotup.org1725405.jpg (2018年12月23日 16時) (レス) id: cee02f5d00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼竜 | 作成日時：2016年10月30日 0時
