妖艶20 ページ21
翌日────
「んんっ…………ふぅ。
疲れたぁーー」
誰もいない生徒会室でさぼれるのは生徒会長の特権であった。
過去、Aがやめさせたせいで────その話は後日。生徒会は現在1人だ
学年1位、将来有望なAは生徒会の仕事を教師にあれこれ押し付けられることが多い。
そのため授業は免除されている時間があるのだ
「……あ、つとむだ。」
生徒会室の窓からグラウンドを覗くと見覚えがある後輩がいた。
────五色工。
スポーツ推薦で入った白鳥沢学園生であり、将来有望なバレー部員である。
なんでも、牛島からエースの座を狙っているのだとか
「……わかとしくんに刃向かうとはねぇ……
あの子凄いよねぇ、思わず応援したくなっちゃうよ。
あっでも賢二郎が下手くそって言ってたなー」
「ほんとに下手くそなのかな」と疑問を抱くA。スポーツ推薦だからそんな下手ではないはずだ。
瀬見のようにスポーツ推薦でもベンチメンバーという例外があるからそーゆーのもあるのもしれない
監督である鷲匠鍛治はこだわりを持った人だからチームにもクセがでているのだった
「……あ、バレー部の11月の予算出てないっ!!
わかとしくん、さては自主練で忘れてたなぁ〜?まぁバレー馬鹿ですこと。」
キーンコーンカーンコーン────
放課後になりました、生徒の皆さんは────
放送委員の声と予鈴が響く廊下を歩き、Aは静かにある場所へ向かうのだった。
▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢
数分後
「……3年いても迷うんだよネ。
あ、けんじろーーーーう!たいちいい!」
「んげ、姉ちゃん」
「Aさん、ちわっす」
「──の行き方忘れた!一緒にいこう!太一手ーつなご!」
Aはぎゅっとひとまわり大きい川西の手を掴み、弟を巻き添えにさせ
────体育館に向かった。
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涼竜(プロフ) - にわさん» ありがとうございます!!さっそくURL貼らせていただきます(∩´∀`∩) (2018年12月25日 5時) (レス) id: c5eea77953 (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - もちろんです!! (2018年12月24日 22時) (レス) id: 51f4d469fe (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - awosann0104さん» 行けました!本当にありがとうございます〜!!美人すぎて罪ですね...イメ画コーナーに載せても大丈夫でしょうか...? (2018年12月23日 17時) (レス) id: c5eea77953 (このIDを非表示/違反報告)
awosann0104(プロフ) - このURLで行けると思うのですが… (2018年12月23日 16時) (レス) id: cee02f5d00 (このIDを非表示/違反報告)
awosann0104(プロフ) - https://dotup.org/uploda/dotup.org1725405.jpg_3mhqK6ScBvvRAQtVB8u0/dotup.org1725405.jpg (2018年12月23日 16時) (レス) id: cee02f5d00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼竜 | 作成日時:2016年10月30日 0時