59.1話 ページ16
突然ですが、こんばんは。
ドラゴンストームことキバナの手持ち、ジュラルドンです。
アシレーヌに言われたので今日は俺ら手持ちから見たキバナをリポートして行きたいと思います。
「……こんな感じでいいのか」
「は?アンタほんと頭硬いわね。そんな固くなんなくていーのよ。アイツ(キバナ)のありのままの姿を読者の皆様にお伝え差し上げるのよ!
──────っあ!ご主人〜〜っ」
「……む。難しい」
朝、寝室から出てきたAの元に向かうアシレーヌは俺との対応の差が激しい。よほど主人の事が好きなんだな、いいと思う。
笑顔でAはおはようアシレーヌ、とアシレーヌの頭を撫でている光景をじっと見てると横からポンポン、と俺の硬い頭を優しく叩く感覚がした。
横を見ると俺の主人、キバナがいた。
「よぉジュラルドン、お前もう起きてたのか」
「……ジュラァ」
「偉いぞ〜!他のやつらもか」
俺らポケモンはボールに入れて寝室とは別の所に置かれて1晩を過ごす。キバナが起きた事が聞こえたのか次々に寝ぼけた仲間達が出てきた。
Aが俺らとキバナの朝御飯を作ってくれている間、キバナは顔を洗ってから中庭で俺らと遊んでくれる。大きなバトルの後とかはケアもしてくれる
特にこの時間を愛してやまないのがこいつだ
「わぁあああ!キバナぁ今日も遊んでー!」
「うお、フライゴン元気だな朝から……」
キバナからしたら「フラッフラーイッ」と鳴いてるようにしか聞こえないがこんな感じでフライゴンは日々俺とは違って元気がいい。
ポケじゃらしにじゃれつく仲間をぼーっとみてると「あああーっ!こら、だめでしょ……!」とキッチンの方から悲鳴が聞こえた
のっそのっそと重たい足を持ち上げてキッチンの方までAを助けに行くと見慣れた紫のヌメヌメしたアイツがAの後ろから抱きついていた
「え〜っこーやってやるとAはすっごい喜んでたのに!なんでなんで、なんで私がやると嫌がるのーっ!!」
「ヌメルゴ、ン……やけどしちゃうから!」
「やけどしないからーーーっ!!かまってー!」
「ぬめぇえ」とピーピー泣く仲間は目も当てられない。大方、たまに調理中のAにちょっかいだすキバナの真似っ子だろう。
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リクいつもいつもありがとうございます。゚(゚´ω`゚)゚。ピィ-
59話は裏小説に乗せました。
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影裏(プロフ) - 更新待ってます!!! (2022年5月17日 17時) (レス) @page20 id: 54dee88f37 (このIDを非表示/違反報告)
田中@VII - ちょいちょいネタ入れてくる主様大好きです。更新頑張ってください!! (2020年11月20日 23時) (レス) id: 9d1fd84ab8 (このIDを非表示/違反報告)
k.k - アニポケのキバナさん、はよ見たい……。まだほんの少ししか出てない…。 (2020年10月1日 17時) (レス) id: db3fbbd863 (このIDを非表示/違反報告)
アカネ - アニポケでのキバナが楽しみ過ぎて コメ投稿。アニポケで共感してくれる人はいますか?? (2020年5月8日 17時) (レス) id: 135de18629 (このIDを非表示/違反報告)
あ - いつも楽しく拝見しております!良ければマリィちゃんも登場させて欲しいです! (2020年1月25日 12時) (レス) id: 1d38ee0c54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼竜 | 作成日時:2020年1月14日 4時