55話 ページ12
inシュートシティスタジアム
「───────やぁ、カロスチャンピオンのAさん。相変わらず今日も綺麗で何よりだ」
「……ありがとうございます。それと、このエキシビションマッチの後援もしてくださり…」
「いやぁ、君が出るとガラルの人々も活気づいてしまうものだからね！私も後援しがいがあるよ。遠慮しないで正々堂々バトルしてくれたまえ」
「ふふ、誰に対しても私は遠慮しませんよ」
秘書である美人な女の人を連れて楽屋へと訪れて来たローズ委員長にソファに掛けていた腰をあげて挨拶すると、ローズ委員長は満足そうに私を見て頷いた
「それは素晴らしい心意気だ。
ああ、やっぱり君は言葉に出来ないほどの力強く儚げな美しさがあるね…どんな人も釘付けになってしまうだろう」
「……えっと、」
「ローズ委員長。そろそろ時間です」
髪を1束掬い取られてキスを落とされる。反応に困っていると秘書の人が止めてくれたのでホッとひと安心した。
ここ最近からキバナ以外に触れ合うのはあまり慣れてない。
バタン、と2人が出ていき閉まった扉を見てため息をつくと、目の前の鏡にはチャンピオンとしての衣装とメイクを施した私がいた。
七夕の織姫のような絹の天衣に私の出身街のクノエシティの振袖を付け足した私だけの衣装。
地元やカロスを背負った私は、誰にも負けない。
「……よしっ、」
ｺﾝｺﾝ
「あああああの！！Aさん！いらっしゃいますか！」
「マサル緊張しすぎ…でも私早く生であの衣装のAさん見たい！」
「Aお姉さんいるのかー！」
「てめぇダンデ止めろコイツ！」
「はっはっはっ！元気だなお前ら」
「……どうしたの」
ｶﾞﾁｬ、と楽屋のドアを開けると見覚えのあるちゃんと正装した子供3人と図体のでかい正装したゴリラが2人いた。
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影裏(プロフ) - 更新待ってます！！！ (2022年5月17日 17時) (
レス) @page20 id: 54dee88f37 (このIDを非表示/違反報告)
田中@VII - ちょいちょいネタ入れてくる主様大好きです。更新頑張ってください！！ (2020年11月20日 23時) (レス) id: 9d1fd84ab8 (このIDを非表示/違反報告)
k.k - アニポケのキバナさん、はよ見たい……。まだほんの少ししか出てない…。 (2020年10月1日 17時) (レス) id: db3fbbd863 (このIDを非表示/違反報告)
アカネ - アニポケでのキバナが楽しみ過ぎて コメ投稿。アニポケで共感してくれる人はいますか？？ (2020年5月8日 17時) (レス) id: 135de18629 (このIDを非表示/違反報告)
あ - いつも楽しく拝見しております！良ければマリィちゃんも登場させて欲しいです！ (2020年1月25日 12時) (レス) id: 1d38ee0c54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼竜 | 作成日時：2020年1月14日 4時
