やめてください、キバナさん【ポケモン】

41話 ページ44

「はい、ケーキです。
めりーくりすまーす」


「おー。めりーくりすまーす」



棒読みでパーンとクラッカーを鳴らすとキバナもノッてくれた。
机の上にはポケモンも食べれるようにきのみを盛り合わせたタルトケーキが置いてある。私の手作りだ。



「しっかし、手持ちを全部出すと大変なことになるなこれ」

「キバナの家がでっかくてよかったね」





「ぬめぇ」
「あっ、ヌメルゴン……」

「ヌメルゴンーおちつけー」





キバナのヌメルゴンは私の作った料理が大好きなのでボールから出てすぐに机の上の様々な料理にがっつこうとするのをキバナが抑える

たくさん料理を作ってキャトンドルなんかも置いちゃって、SNS映えはバッチリである。ルリナに色々学んだかいがあったなぁ





「自撮りしよーぜ」

「もちろん」





某安売りショップで買ったサンタクロースの帽子をポケモン達にも被せていく。

全員+私たちも被ったらキバナのスマホロトムが「撮るロトー！」と皆が入るように魚眼機能でセットしてくれた




「ポーズ何にする？」
「そりゃ俺様がいるんだからガオーだろ」

「はいはい分かりました、キバナ様」






うちの子達にも伝授すると、アシレーヌは嫌々やってたけど他の子は楽しいのか喜んでやってくれた。イベルタルに関してはデカすぎるので頭だけあげてたけど。

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