38話 ページ41
「……ふぅ、さみぃ」
白い息を吐きながらオレンジ色のマフラーに口元を隠しシュートシティへと歩く
相変わらずナックルシティと違って賑やかな街に違和感を感じながら目当ての場所へと一直線に向かう。……その途中には多くのファンがいてあんまり早く歩けなかったがな。
「ぬめぇ、」
「ん！？なんだお前寒いの苦手なハズなのに……」
「ぬめ」
「……あ？……A？」
ボールからいきなり出てきたヌメルゴンが指さしたのは化粧品会社のＣＭが流れてるデケェスクリーンだった。
寒くて下を向いてたから分かんなかったが、Aによく懐いてる(くれるご飯が美味しいからっていう単純な理由)からか過敏に反応したんだろーな。ヌメルゴンは。
『──────大切な人とのクリスマス、今年はひとつ大人になってみない？』
「……あいつ、自分ではあー言うくせに……」
「ぬめ？」
キラキラとした目線を向けてるヌメルゴンを落ち着かせて俺様は昨夜の事を思い出した。
もう相思相愛で同居生活も慣れてきた頃、俺様達も子供じゃないからそろそろいいかと思ったのにAはまだ恥ずかしいから、と俺様の顔面に枕を投げつけてきた。正直しんどい。
ヌメルゴンをボールに戻してバトルカフェに入ると優雅にコーヒーを飲むライバルが。
「おぉキバナ、遅かったな！！」
「おめぇ今日は迷子にならなかったんだな」
「この街には何度も来てるからな！
リザードンが道を覚えてた！」
「リザードンかよ」
自信満々に言うダンデにため息をつきながら店員に「ブラック1つ」と一言頼み席につく。
心なしかダンデの顔が明るい。
「弟が旅を始めて数日なんだが、すでにカブさんを倒したらしくてな！幼馴染の子も一緒に順調に突破してるらしい」
「ほー、カブさんがやられるなんてな」
「さすがは俺の弟と幼馴染だ！
それと、Aはジムチャレンジしてると聞いたが……」
「アイツはもどきだってよ
マホイップの育成を兼ねてるらしい。
ちょうど前回はルリナ倒したっつってたから今日はカブさんのとこだな」
「……ったはー……やっぱり他地方のチャンピオン。俺より余裕があるな、」
「一応ルリナもトーナメント用のポケモンでバトルしたけどAのポケモン2体で5体を葬ったらしーぜ」
「うわぁ」
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雑草のかきあげ（仮垢）(プロフ) - ポケモンに興味が湧かなかったのですが、今年新しいポケモンのゲームが出たということで占ツク内で面白そうなのを探してみることにしました。1番に出会ったのがこの作品です。めちゃくちゃ好きです。 (2022年12月19日 11時) (
レス) @page13 id: dc942b8391 (このIDを非表示/違反報告)
クスノキ - ＠さん、あなたの言っていることの方が意味わかりません。人それぞれ考え方や価値観は違いますが私はあなたの言っていることを不快に感じましたし＠さんの言っていることが間違いだと思います。あと、そんなことでコメントすんな。 (2022年11月12日 17時) (レス) id: b6f8a6712e (このIDを非表示/違反報告)
クスノキ - はじめまして！この作品の作成から約３年たっているのですが、今頃コメントさせていただきます！私もキバナさん大好きで、読んでるときにキュンキュンしながら読ませていただいてます!めちゃくちゃ好きです‼♡ (2022年11月12日 17時) (レス) id: b6f8a6712e (このIDを非表示/違反報告)
れいん - 良かったらフレンドになってくれませんか？ sw 1571 5879 0984です！ (2022年11月2日 15時) (レス) @page13 id: aebff763ed (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - この作品、検索避けされてないですよ。やめてください (2022年10月2日 0時) (レス) id: 54a83e069f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼竜 | 作成日時：2019年11月29日 11時
