37話※ ページ40
月華姫様リク アリガトウゴザイマス!!!
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「……ふぁーあ、」
まだ目覚めたばかりで虚ろな視界をこすると隣の目覚まし時計にはam9:30の知らせが。
さすがに休日だからって寝すぎか、と隣にいるはずのAを起こそうとしたがそこには乱れた布団しかなかった
「…んぁ?Aー?」
ベッドに座りながらキョロキョロと辺りを見回すと声が帰ってきた
「な、なに?」
「……おー。
おめぇどーしたんだそのパーカー俺様のじゃねーか」
ミミッキュみたいに頭から俺様の普段着用のパーカーを被ってフードをぎゅっと抑えてるAが洗面所から顔を出したのを見て眉を顰めるとAは分かりやすい愛想笑いをこぼした
「あはは、なんかキバナ好きすぎていつの間にか着てたって感じ…」
「めったにデレないAが軽々しくそんな事言うってことは何かあんだろ」
「え!?なななな、何も無いから!!」
朝ご飯作るね!とキッチンに行こうとしたAをボールから飛び出してきた俺様のヌメルゴンが構って欲しかったのか頭から「ぬめぇえ」と覆いかぶさった。
「え!?ヌメルゴン……っ!」
「ぬめぇ?」
「……ほーお」
「こ、これは!!そういう趣味じゃなくって!!」
ベッドから降りてヌメルゴンに倒されたAに近寄ると見事にフードが外れて紫の猫耳がピンっとヌメルゴンの体液に濡れて立ってた。
というか、ヌメルゴンの体液まみれのAもヤバい(色々と)。せっかくの休日だから、俺様はいじってやることにした。
「ふーん、Aちゃんは猫になりたいんだなぁ?」
「ち、違うから……生えてるだけ、んっ」
「ホントだ、神経通ってんなこれ。すげぇ」
「っだから、触んないでっ!!」
弱々しく涙目になりながら猫耳をいじってた俺様の腕を掴むAにもはや俺様の理性も限界突破を迎えようとしてた。
「よぇーなぁ、とりあえず体液塗れのA猫ちゃんは俺様が洗ってやるよ」
「は!?じ、自分で洗えるから─────って、ちょっ、!」
「……ん?なんだこれ」
脱衣場に軽々と運んでってバスローブの上に羽織ってたらしいパーカーを引っこ抜こうとするとAの後方からまた耳と同じ色の尻尾がピンっと出てきた
「う、尻尾はほんとに…」
「ダメって言われたら男は触りたくなるんだぜ?覚えとけ」
「っぅあ!?」
ぎゅっと掴むと腰が抜けたのか俺様に縋り付くAは実に官能的である。
その場で食ってしまいたいぐらいだが、俺様も腐ってもガラル紳士だからな。耐えるぜ(できる範囲で)
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雑草のかきあげ(仮垢)(プロフ) - ポケモンに興味が湧かなかったのですが、今年新しいポケモンのゲームが出たということで占ツク内で面白そうなのを探してみることにしました。1番に出会ったのがこの作品です。めちゃくちゃ好きです。 (2022年12月19日 11時) (レス) @page13 id: dc942b8391 (このIDを非表示/違反報告)
クスノキ - @さん、あなたの言っていることの方が意味わかりません。人それぞれ考え方や価値観は違いますが私はあなたの言っていることを不快に感じましたし@さんの言っていることが間違いだと思います。あと、そんなことでコメントすんな。 (2022年11月12日 17時) (レス) id: b6f8a6712e (このIDを非表示/違反報告)
クスノキ - はじめまして!この作品の作成から約3年たっているのですが、今頃コメントさせていただきます!私もキバナさん大好きで、読んでるときにキュンキュンしながら読ませていただいてます!めちゃくちゃ好きです‼♡ (2022年11月12日 17時) (レス) id: b6f8a6712e (このIDを非表示/違反報告)
れいん - 良かったらフレンドになってくれませんか? sw 1571 5879 0984です! (2022年11月2日 15時) (レス) @page13 id: aebff763ed (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - この作品、検索避けされてないですよ。やめてください (2022年10月2日 0時) (レス) id: 54a83e069f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼竜 | 作成日時:2019年11月29日 11時