20話 ページ22
「そんな、理不尽じゃないですか。私だって笑う時くらいあるんですもん」
「他の奴に軽々しく見せんなってことよ」
「む。それじゃあコミュ障みたいじゃないですか、私。
一応私のファンの方々もいるんですからねっ」
「あ？俺様よりそのファンの方が大事なのかよ？」
目付きが鋭くなったキバナさんに少し後ずさると上から覆い被さるように私の首元に顔を潜らせた彼はすんっ、と匂いを嗅いだような仕草をした後に鋭い痛みを起こした
「いっ……！なんなんですかキバナさんっ
って、ひゃ……！」
「……っと。これで完了だな。
A〜、自撮りしよーぜ」
「は、はぁ……？」
痛みが走ったところを舐められて身体が硬直する中、満足気な笑顔のキバナさんはそそくさとテントの外へ出ていった。
慌てて後を追いかけるとちょうど夕暮れ時のオレンジの光がミロカロ湖の水面に映し出されてて自然の美しさが出ている。
思わずスマホロトムで写真を撮ろうとすると、後ろからグイッと腰を引かれて驚きつつも振り返るとパシャリというシャッター音と、してやったり顔のキバナさんと彼のスマホロトム。
「い、いま撮りました……！？絶対SNSに上げないで────────」
「おーわりぃわりぃ。俺様のスマホロトム優秀だからもう投稿しちまったわ」
「はぁ！？」
慌ててスマホロトムを捕まえて投稿されたものを見るとキメ顔のキバナさんとアホ顔の私がばっちり映っていた。
怖いけれど、コメント欄を見てみると案の定大炎上している。……と思ったけど案外そうでもないみたいだ。
「「お似合いですね」だーってよ！」
「う、うるさいです」
嬉しそうにコメント欄を見るキバナさんをジト目で睨みつけてからキャンプの後片付けをし、ポケモン達をボールへと戻した。
彼はジムバトルで疲れたポケモン達をケアするためか、今はボールから出して遊ばせたり手当したりしている。
私の支度はもう終わったので待っていると、岸の近くに人懐っこいラプラスが来たので頬を撫でてやる。すると彼女？は私の撫でていた手にスリスリとまた頬を擦り付けた。可愛い。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
元々この小説を書き始めたのは
占ツクのキバナさんオチ小説が少量しか無くて
それだけじゃ妄想が足りなくて(
書いたのがきっかけです。
これを機に皆様が沼にハマって、
これを機に皆様が小説ｶｷｺしてくれたら
嬉しいです(o´艸`)
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雑草のかきあげ（仮垢）(プロフ) - ポケモンに興味が湧かなかったのですが、今年新しいポケモンのゲームが出たということで占ツク内で面白そうなのを探してみることにしました。1番に出会ったのがこの作品です。めちゃくちゃ好きです。 (2022年12月19日 11時) (
レス) @page13 id: dc942b8391 (このIDを非表示/違反報告)
クスノキ - ＠さん、あなたの言っていることの方が意味わかりません。人それぞれ考え方や価値観は違いますが私はあなたの言っていることを不快に感じましたし＠さんの言っていることが間違いだと思います。あと、そんなことでコメントすんな。 (2022年11月12日 17時) (レス) id: b6f8a6712e (このIDを非表示/違反報告)
クスノキ - はじめまして！この作品の作成から約３年たっているのですが、今頃コメントさせていただきます！私もキバナさん大好きで、読んでるときにキュンキュンしながら読ませていただいてます!めちゃくちゃ好きです‼♡ (2022年11月12日 17時) (レス) id: b6f8a6712e (このIDを非表示/違反報告)
れいん - 良かったらフレンドになってくれませんか？ sw 1571 5879 0984です！ (2022年11月2日 15時) (レス) @page13 id: aebff763ed (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - この作品、検索避けされてないですよ。やめてください (2022年10月2日 0時) (レス) id: 54a83e069f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼竜 | 作成日時：2019年11月29日 11時
