13話 ページ15
「あ、そーいや晩飯まだだったわ」
「…それ私に作れってことですよね」
キバナさんの家に帰りポケモンの毛並みを整えてあげているとスマホを片手にとぼけたように言う彼。私が確信を持って答えると彼は「バレた？」と白い歯を見せて詫びれもなく笑った。
「てかお前料理できんのか？」
「まぁ別に人並みには出来ますよ。材料あります？」
「あー、自由に使っていいぜ」
キッチンはあっちな、とリビングのソファにどかっと座ってスマホを見るあたり本当に任せるつもりである。
ため息をこぼして冷蔵庫を開くとまぁまぁな材料が揃っている。……カレールーが多くないか
「……まほぉ」
「ん！？……マホイップ？」
いつの間に出てきたのか、私の靴下をグイグイ引っ張るマホイップ。そんなに引っ張ったら使い物にならなくなるからやめていただきたい。
「ま、マホイップやめて……
どうしたの？」
「む。む……むん！！」
「手伝ってくれるの？」
「むん。」
どうやら手伝ってくれるらしい。
相変わらず死んだ目をしてるがその奥には闘志が燃えている。なぜ。
「じゃあ、まずカレーの材料から切っていくね」
「むんっ」
なぜマホイップに説明しているのか分かんないけど1人で寂しくやるよりはマホイップと会話していた方が楽しいから、というなんてことない理由で独り言のように呟く
「にんじんと……あ、木の実いっぱいある。」
「まほっ」
・
マホイップと一緒に材料を準備し終えて、あとは煮込むだけになった時にキバナさんがひょっこりと「進捗どうですかー」と聞いてきた
「後は煮込むだけです。暇だったらマホイップのお世話してあげててください」
「ん？……あ！コイツ俺様のあげたヤツか！
おーきくなったなぁ！お前ー！」
「まほぉー」
高い高ーい！とマホイップを抱えて上にあげてるキバナさんを横目に材料とカレールーと水など色々鍋に入れて掻き混ぜる。
久しぶりにキバナさんに会えてマホイップも嬉しそうだ。
ほんのり香るスパイシーか香りが空腹状態の私のHPを削ってく。そろそろかな、と味見しようとした時に背中がなぜか急に暖かくなった。
━━━━━━━━━━━━━━━
ポケモンと同時並行で鬼滅にもハマっちゃってます
推しはしのぶちゃんです、ｶﾜｲｱｯ(_・ω・)_ﾊﾞｧﾝ
キバナさんの家にノコノコと居座る夢主、
ほんとに危機感ないですよねぇ。(確信犯)
おそわれてしまえ。(確信犯)
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雑草のかきあげ（仮垢）(プロフ) - ポケモンに興味が湧かなかったのですが、今年新しいポケモンのゲームが出たということで占ツク内で面白そうなのを探してみることにしました。1番に出会ったのがこの作品です。めちゃくちゃ好きです。 (2022年12月19日 11時) (
レス) @page13 id: dc942b8391 (このIDを非表示/違反報告)
クスノキ - ＠さん、あなたの言っていることの方が意味わかりません。人それぞれ考え方や価値観は違いますが私はあなたの言っていることを不快に感じましたし＠さんの言っていることが間違いだと思います。あと、そんなことでコメントすんな。 (2022年11月12日 17時) (レス) id: b6f8a6712e (このIDを非表示/違反報告)
クスノキ - はじめまして！この作品の作成から約３年たっているのですが、今頃コメントさせていただきます！私もキバナさん大好きで、読んでるときにキュンキュンしながら読ませていただいてます!めちゃくちゃ好きです‼♡ (2022年11月12日 17時) (レス) id: b6f8a6712e (このIDを非表示/違反報告)
れいん - 良かったらフレンドになってくれませんか？ sw 1571 5879 0984です！ (2022年11月2日 15時) (レス) @page13 id: aebff763ed (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - この作品、検索避けされてないですよ。やめてください (2022年10月2日 0時) (レス) id: 54a83e069f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼竜 | 作成日時：2019年11月29日 11時
