オリオン編1 ドキドキ！サッカーガール ページ32
※キラキラ☆サッカーボーイズを改変したものです。ネタバレ注意ではないです。
｢────さて、3人には色んなことを聞けたけど、Aちゃんにはまだ質問したい事があるんだ。｣
3人への質問が終わったあと、紀村からそんな事を提案された。
稲森と灰崎が頭にハテナを浮かべる中、Aは愛想の良い笑顔で｢なんでしょうか｣と答えた
｢実は、これは一部の君のファンに噂されているんだけど…
今だから言える！西蔭くんの好きなところベスト3を教えてくれるかな？｣
｢…はい？｣
上げていた口角をピクリと動かし硬直したA。
それにトドメを刺すように隣の隣にいた灰崎が口を開いた
｢そーいやお前、アイツとよく居るよな。
好きなんじゃねーの？｣
｢あっ、それ俺も思った。てっきりもう夫婦関係までいってるのかな〜って────｣
｢それは年齢的にダメでしょ明日人。灰崎くんもあることない事ホイホイ言わないの。｣
正気に戻ったAは2人を落ち着かせると、紀村に向き直った
｢…彼とは、ファンの皆様が思ってるような関係では無いです。
そうですね…3位はやっぱり、炎の激辛ハバネロペッパー味を難なく食べてくれた所ですね｣
｢えっ、その味西蔭くんが食べたのかい！？｣
｢それ俺も知らなかった…｣
そのアイスの事をつい先程話していたが、まさか野坂ではなく西蔭が食しているとは知らなかった紀村と稲森は驚きの声をあげた。
そして、それを(おそらく)無理矢理食べさせられただろう西蔭に哀れな気持ちを抱いた
｢彼、なんでも食べてくれるんですよ。私が言えば。｣
｢…それは逆らえないからじゃ────｣
｢なぁに、明日人？｣
｢ななななななんでもないっっ！！｣
ボケーッと思った事を素直に口に出した稲森だったが、隣からの威圧的なオーラによって慌てて口を閉じた
｢ま、まぁ…彼がとても優しい事が分かったよ。続いての2位を知りたいな｣
気を取り直したようにもう一度Aに目線を合わせた紀村に、Aは顎に人差し指を置いて｢あとは…｣と考えるように上を向いた
｢…うーん、やっぱりあれですかね。
明日人と灰崎くんと戦ったFF決勝戦。｣
｢おや？意外に2位が普通だね。あの時西蔭君は確かに何発ものシュートを止めていたからね！｣
｢確かにあれは強力だったな！｣
思い出すように紀村と稲森は語るが、なぜかAは笑顔で首を横に振った
オリオン編2 ドキドキ！サッカーガール→←番外編9 野坂さんの1日マネ体験3
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 108人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
涼竜(プロフ) - ラメルさん» そういえばそうでしたね…！中々いい案かもしれません！！少し遅くなっちゃうかもしれませんが、執筆しているので更新をお待ちくださいませm(_ _)m (2019年2月19日 0時) (
レス) id: f1de5b458e (このIDを非表示/違反報告)
ラメル(プロフ) - 野坂ちゃんの照れ顔って西蔭の前だと隠してるじゃないですか！なので、西蔭にいつもとは逆に遊ばれて、赤面する野坂ちゃんが見たいです！！！！！！ (2019年2月18日 23時) (レス) id: 8e226674bc (このIDを非表示/違反報告)
ひばり(プロフ) - ありがとうございます！嫉妬する西蔭可愛いです (2019年2月17日 14時) (レス) id: 9ee47fe26c (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - ひばりさん» リクありがとうございます！嫉妬ですか…めちゃくちゃ楽しそうですね！（ 頑張りますので、更新出来次第拝見なさってください〜(∩´∀`∩) (2019年2月15日 13時) (レス) id: f1de5b458e (このIDを非表示/違反報告)
ひばり(プロフ) - リクエストよろしいですか？バレンタインで女にも関わらずたくさんもらう野坂ちゃんに嫉妬する西蔭が見てみたいです。よろしくお願いします (2019年2月15日 11時) (レス) id: 9ee47fe26c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：涼竜 | 作成日時：2018年12月31日 1時
