34話 ページ36
｢…よっ、ほっ！！
これ、ゲームみたいで面白いじゃねーか！｣
｢…あ。言い忘れてましたけど｣
楽しそうに機械の足をかわす剛陣に、Aは美しく綺麗な笑みを浮かべて人差し指を立てた
｢────一定時間を過ぎると、一気にスピードアップする設定にしてあります｣
語尾にハートがつきそうな勢いで言われた彼女の発言に剛陣は間抜けな｢へ？｣という声をだした。
次の瞬間、スピードアップした機械の足に剛陣は足を取られてその場に転げてしまい連続した攻撃を受けてしまう
｢いたっ、痛い！！いだぁ！？
そういうことは早く言え！！
西蔭ぇ、さっさとスイッチを切れよォ！！｣
そんな彼の叫びもむなしく、西蔭は笑みを浮かべたままの彼女にタオルを差し出していた。
｢お疲れ様です、Aさん｣
｢ありがとう西蔭｣
｢に、にしかげえええええええ！！！｣
────────────────────────────
それから数時間後
｢────みなさーん！お疲れ様でした！｣
つくしの掛け声とともにおにぎりと水が配布され、一同は休憩へと移った。
真っ先にAの元へと小走りで駆け寄ってきた杏奈にAは微笑み｢お疲れ様、｣と声をかけた。
｢いえ、こちらこそお疲れ様ですAちゃん｣
｢…杏奈ちゃん、これ杏奈ちゃんが作ったの？｣
杏奈の持っている皿の上に乗せられたおにぎりを見やってAが首をかしげると、彼女は恥ずかしそうにこくりと頷いた。
｢え、えぇ…そうです。上手くできてるといいんだけど…｣
｢ふふ、じゃあいただきます。
────うんっ、美味しいよ。将来は絶対家庭的ないい奥さんになれるね｣
瞬殺でおにぎりを手に取ったAは勢いよくおにぎりにかぶりつき満足そうに笑みを深めた
そんな幸せそうな彼女に、杏奈もつられて｢良かった、！｣と笑うのであった。
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マロン - 夢主ちゃんの声優は絶対マーヤだよ！だって西蔭の中の人は旦那さんじゃんね！ (9月12日 10時) (
レス) @page2 id: c2ca67a91e (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - とても面白いです！ゆっくりでいいので、更新頑張って下さい…！ (2019年11月11日 19時) (レス) id: de8697d4c9 (このIDを非表示/違反報告)
いづう(プロフ) - 涼竜さん» よかった！お話のプロットは大体固まっているので、この調子で書き進めてまいります。早ければ今日明日に終わらせられるので、どうぞ見届けてやってくださいm(_ _)m (2019年1月26日 8時) (レス) id: a4beff7793 (このIDを非表示/違反報告)
涼竜(プロフ) - いづうさん» いづうさんからの通知が来た途端真っ先に飛んで行きました笑 本当にありがとうございます！口調やデフォ名大丈夫です、更新楽しみにしていますね！(∩´∀`∩) (2019年1月26日 7時) (レス) id: 8be7a5bcc8 (このIDを非表示/違反報告)
いづう(プロフ) - 失礼します。お待たせいたしました！私の執筆している番外編の方で、以前お話ししたコラボストーリーの1話目を完成させましたので、覗いてくださると嬉しいです！口調なりデフォ名なり、もしご要望等ございましたらご一報くださいm(_ _)m (2019年1月26日 5時) (レス) id: a4beff7793 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼竜 | 作成日時：2018年12月11日 0時
