【HUNTER×HUNTER】大好きな世界に転生したら最強な美少女になったようです。〔２〕 (ページ44)

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９４，暗い世界？そんなの、塗り替えちゃえばいいページ44

イルミは、更に続けた。

イルミ「お前は熱を持たない闇人形だ。
自身は何も欲しがらず、何も望まない。
影を糧に動くお前が、唯一喜びを抱くのは、人の死に触れたとき。

お前は、親父と俺に、そう育てられた。
そんなお前が、何を求めてハンターになると？」

キル「確かに、ハンターにはなりたいと思ってるわけじゃない。
だけど、俺にだって･･･欲しい物はある･･････。」

そう言うキルアは、汗だくだ。

イルミ「無いね。」

キル「ある！！今望んでいることだってある！！！」

イルミ「ふーん、言ってごらん。何が望みか。」

キル「････････････」

キルアは、顔を伏せた。

イルミ「････････････」

キルアは、何かを言おうとしているが、難しそうな表情。

イルミ「どうした？本当は望みなんてないんだろう？」

キル「違う！！」

イルミは、真っ直ぐにキルアを見つめている。

キル「･･･ゴンと、Aと、友だちになりたい。

もう･･････人殺しなんて、うんざりだ。

ゴンやAと友だちになって･･････普通に遊びたい。」

イルミ「無理だね。」

キル「っ！」

イルミ「お前に友だちなんかできっこないよ。
お前は人というものを、殺せるか殺せないかでしか判断できない。
そう、教え込まれたからね。」

キルアは、悔しそうな顔で、目を見開いている。

イルミ「今のお前には、ゴンが眩しすぎて計りきれないでいるだけだ。
友だちになりたいわけじゃない。」

あれ？

キル「違う････････････」

『イールーミー！！俺！！俺は！？
俺の存在消さないでー！！！』

イルミ「あ、Aって、お前のことだったんだ。」

場がざわつく。

『あ、そういえば、あのとき、俺ってば自己紹介してなかったね。
そんなことより！！！
キルア！！俺は、キルアのこと、“友だちだと思ってる”からなー！！！』

イルミ・キル「え･･････。」

おい、かぶせんなよ。

この大人数の前で言うのが、どれだけ恥ずかしいか。

『と、とにかく！キルアー！！頑張れーーー！！！』

イルミ「･･････まあ、彼はよしとしよう。」

イルミから許可を頂いた、Aであった。

『やったー！！じゃあ、今度一緒に遊ぼう！約束だから！！！！』

その言葉に、キルアの表情が少し、和らいだ気がする。

場の雰囲気も。

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キャラ崩壊ひどくてごめんなさい(＞_＜)

少しだけ、原作が狂ったかな？