【HUNTER×HUNTER】大好きな世界に転生したら最強な美少女になったようです。〔２〕 (ページ22)

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７２，第三次試験終了ページ22

只今、ポックルと別れて、１人で音楽を聴いている。

もうすぐ７２時間が経とうとしている今現在、ようやく、ゴンたちが出て来た。

始めはゴン、キルア、クラピカの３人。

《第２０号、４０４番、クラピカ。
第２１号、９９番、キルア。
第２２号、４０５番、ゴン。

所要時間、７１時間５９分。》

キル「ケツいってぇ～。
短くて簡単な道が、滑り台になってるとは思わなかったぜ。」

「残り、３０秒」

ゴン「それにしても、ギリギリだったね。」

クラ「･･････もう、手がまめだらけだ。」

クラピカ、苦笑いで答える。ゴンは笑顔だ。

その後ろから、レオリオとトンパが、じゃれ合いながら出てきた。

レオ「俺もだ･･････っ！」

《第２３号、４０３番、レオリオ。
第２４号、１６番、トンパ。

所要時間、７１時間５９分。》

レオ「手はまめだらけだけど、５人揃ってタワーを攻略できた。」

レオリオはゴンの頭に手を置く。

レオ「ホント、ゴンのおかげだな。」

クラ「長く困難な道から入って、壁に穴を開け、短くて簡単な道に入るなんて。」

レオ「全く、よくあの場面で思いついたもんだ。」

ゴン「武器を使えば、壁が崩れることがわかったからね。
５０分以上もかかっちゃったけど。」

『ゴン！キルア！クラピカ！レオリオー！！』

俺はドンッと立ち上がり、名前を呼んだ順番に抱き付いた。

レオ「おいっ、男に抱き付かれても嬉しくねぇよ！さっさと離れろ！」

俺、一応女なんだけど･･････。
と言うのは、ハンター試験が終わるまで言えない。

と言うか、まだバレてないってことだよね！
やったー！

『えへへ、つい嬉しくってさ！』

ゴン「Aも無事だったんだね。よかった！」

『うん！俺も、皆が無事でよかった！！』

ふうぅ、天使を補給しなくちゃ！！

この５人が出てきた後、

ピーーーーーと、会場に鳴り響く音。

《第三次試験、終了。
通過人数、２６名。うち、１名死亡。》

その放送が終わると、壁の１部が、上に上がった。

そこから次々と外へ出て行く受験生たち。

俺たちも、外へと出た。

ふぅ、風が気持ちいい！！

久しぶりの外だ！この空気を、胸いっぱいに吸い込まなくては！

『地上、久しぶりー！』

キル「････････････」

『なんだよ、キルア。
文句あるなら言えよ！！』

俺がキルアの冷たい視線に気付き、そう言うと、キルアは視線を逸らした。

『････････････』

俺も、第三次試験官の方を向いた。