６，ハンター試験 ページ6
渡された袋の中には、私が今言った物が全て入っている。
『わー！父さん、準備いいね！』
私が顔を輝かせてそう言うと、
父「まあ、俺が頼んでいるわけだしな。」
と、イケメンスマイルを向けてきた。
あぁ、多分今ので寿命が数年縮んだ。
前世に生きていたという記憶があると、どうしてもこのお父さん自身を、お父さんと認識するのは難しいんだよなぁ。
まあ、それでも大好きなんだけど！
残りの１週間、私は訓練に没頭した。
───１週間後
ついに、ついに明日がハンター試験。
あーどうしよう。
小学生の頃、遠足が楽しみすぎて眠れなかった頃を思い出すくらいに眠れない！
私は頭の中で、羊を数えることにした。
羊が一匹、羊が２匹･･･････････････
羊が１５６０匹、羊が１５６１匹･････････
羊が１００００匹。
ヤバいよ。ついに１０，０００まで数えちゃったよ。
私は頭の中を真っ白にして、気が付けば眠っていた。
母「Aー！いよいよ今日よ！
準備が出来たら下りていらっしゃい！」
『はーーい！！』
私はもう、元気いっぱいにさらしを巻く。
うん、わたしも変だと思ったよ。
なんだよ、元気いっぱいにさらしを巻くって。
さぁ、男装が済んだならカバンにナイフとか、お菓子とか、懐中電灯とかを入れる。
念の為だ。備えあれば憂い無しってね！
私は準備を終え、母さんたちのところへ行く。
母「行ってらっしゃい。
大丈夫よ、貴方なら余裕で合格するわ。」
父「あぁ、母さんと、Aの報告を楽しみに待っているよ。」
私は最後にハグをしてから、家を出る。
試験会場がお店の地下って言うのは結構面白い。
店員「いらっしゃい！何にします？」
『ステーキ定食！』
お、目の色が変わった。
店員「焼き加減は？」
『弱火でじっくり！』
店員「奥の部屋へどうぞ！
せいぜい頑張りな。」
まあ、私のことを舐めたらいけないよ！
奥の部屋で、会場に着くのを待つ。
あ、着いた。
周りを見渡せば、人は100人弱くらいいた。。
私の受け取った札は、８３番。
と、言うことは、ヒソカは既に来ていると思われる。
でも、個人的にあの人は苦手だから、関わらないようにしよう。
多分、父さんが言ってた、ヤバイ奴ってヒソカのことだと思うし。
とか言いながら辺りを見回すわた･･･俺。
心の中でも一人称を変えないと、うっかりとボロが出そうだから。
俺はフードを深く被り、遠慮がちに見回す。
あ、トンパが来た。
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Haru - めちゃくちゃ面白かったです！頑張ってください！ (7月17日 16時) (
レス) @page3 id: ad9c42c2a7 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - フェバルさん» ありがとうございます！その様な風に言っていただけて、ものすごく嬉しいです！更新、頑張らせていただきますヽ(；▽；)ノ (2018年12月20日 21時) (レス) id: 3474764e22 (このIDを非表示/違反報告)
フェバル - こんなに面白いのになんでお星様が赤くないのか不思議なくらいです！更新ガンバッテください！ (2018年12月20日 20時) (レス) id: da0e7ea281 (このIDを非表示/違反報告)
れん(プロフ) - 詩来セイさん» これ書いてるときと、アニメ見てるときが１番の幸せだからね〜。あ、せっちゃんのタイトル、少し借りたよ。 (2018年12月1日 11時) (レス) id: 3474764e22 (このIDを非表示/違反報告)
詩来セイ(プロフ) - わぁお……もう40話行ったんだ！？すごいなぁ…自分は衝動書きだからなぁ… (2018年12月1日 1時) (レス) id: c724e9e368 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れん | 作成日時：2018年11月23日 15時
