氷姫？に恋しました。

その42 ページ44

めっちゃ…体の隅々まで洗いました…
花のいい匂いがするよ。

頭の中の私、黙っててね

準備万端じゃないか。とか言うなよ！？


さてと……髪乾かそう


まだゆうたんは入ってるのかな？

上がるよーって言ったから先に上がったけど、

まぁ、大丈夫かな。ゆっくりと入っていいって言ったし！


「……ふぁー……ぽかぽかする……」

久しぶりの温泉だから気持ちよかった

乾かした髪を髪留めで上げて、出ると


おかえりって声がした。


「ぬっ！？」

な、なんで、さっきまで入ってたじゃん！？

梅原「？どうかした？」

「いつ上がったの！？」

梅原「ついさっきかな。Aが来る数分前？」

髪乾かしてたからその間に上がったのか…

「髪乾かさないと…風邪ひくよ？」

少し濡れてる髪を触ると、部屋で乾かして？って可愛く言われたから頷いた。

梅原「部屋行こ」

スっと手を握り歩き出すゆうたん。

なんか、知らない一面見た感じでムズムズする。

皆が言ってたのこれか。

好きな人の知らない所見ると、なんとも言えない感情が芽生えるって言ってたもんな、誰か←←


梅原「A？」

「ん？」

梅原「部屋着いたけど、、考え事？」

「え、あ、なんでもない！ほら、髪乾かすから座って！」

どこか納得してない様子で座った

「髪サラサラだねー…羨ましいなー…」

梅原「んー。何もしてないよ」

「はい、出来た！短いからすんなり乾くね！」


ありがとうって言いながら、微笑んでくれた。

可愛い…はぁ、可愛い。あれが男なの？
乙女並みに笑顔キュート過ぎません？
恋人ってだけでこんなにも輝いて見えるの？


梅原「おーい、聞いてる？」

「はい？どうしたの？」

梅原「夕食まで時間あるから、どこか行く？って聞いたんだけど、やっぱりどこかぼーっとしてる」

「んへっ、行きたい！お土産買うって言ったんだった！」

慌てて用意してたら手を掴まれた。

「ゆ、ゆうたん？」

梅原「何考えてたの？気になるんだけど。来る時から、うわの空だよ」

「えっと…」

梅原「言うまで離さないよ？」

手を掴んだ状態で見つめられてる、

待って。見つめられただけでバックンバックンなってんだけど？は？
私の心臓…もしかしてチョロい？チョロ松兄さん？

心境はバレてんだし言っちまえ！
そう！言うのよ！

「ごめんなさい！」


(ゆうたんが可愛すぎて萌えてました)
(かわ、え？萌え？え？)
(皆に言われた通り感情が混雑してる)
(え？)


、
何が描きたかったんだ…

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