氷姫？に恋しました。

その29 ページ31

ふぁーー…昨日帰ってきて掃除したの
智兄に言われた通り玄関を、そしたら疲れて玄関だけで終わりました。はは

そして、今起きたわよ

おい、疲れて寝てたってか？歳だな
あちゃー…

ぷるるる……

あ、自分の事考えてたら電話だわ

「あい！」

梅原「あ、A？今いい？」

「大丈夫だよー！どうしたの？」

梅原「今度さ、イベントで名古屋行くんだけど何が欲しいかなって」

「ほへぇ…いいな…。私の欲しいの…地方のお菓子！！」

梅原「だと思った。ちゃんとご飯食べてね」

え？分かってて聞いてくるとか可愛いかよ
本当は声聞きたかったとか？は？
好き。

「昨日はね、ポップコーン食べた！」

梅原「……ご飯じゃないよね」

「うっ…食べるよ…」

声のトーン低くなった…呆れかな？それとも怒？

梅原「んー…今からご飯どう？」

「へ、行くっ！」

梅原「分かった。迎え行くから待ってて」


くすって笑ってから迎えに行くだって！！
ねぇぇぇ！心がギューって！
私、うーさんに惚れすぎじゃない？

やばばば

か、可愛い格好しなければ！！

慌てながら自分なりに滅多に着ない服を引っ張り出して恥ずかしながらも可愛い格好しました。

はぁはぁ、部屋汚くしちゃった…
うぇ……帰ってきたらまた掃除だ……


「汚い部屋…」


ぴーんぽーん♪


「はっ！」

急いで玄関に向かう。
ちょっと躓いたけどね！言うなよ！


「はーい！お待たせしました！」

梅原「おはよ、って珍しい格好してるね」

「おはよ！た、たまにこういう格好するもん！」

梅原「ふーーーん、もう行ける？」

「うん！バック持ってくる！」

やったやったー！デート！朝からのデート…うふふ


梅原「(……可愛すぎる)」


2人で歩きながら話してた。


「ねぇねぇ、名古屋で何のイベント？」

梅原「えっと…アニメかな」

「はっ！いいな…」

梅原「来る？」

「えっ！！」

梅原「冗談」

くすくすって笑うゆうたん。
え、笑われた！


(むっ、意地悪！)
(本気にした？)
(行きたかったもん！)
(仕事じゃないならおいで)
(休むっ！)
(来てくれるなら俺も嬉しいから。でも休んじゃダメ)



うおおおおおおん！！
うめたそおおおおお！紳士キャラになってきてるぅぅぅ！！わぁぁぁぁぁ！！！

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