鳥様の恋人！

その9 ページ10

あー、暑いねー ジュース飲んでるけど
とろけるよね。アイス食べたい

こんにちは。お嬢様…じゃなくて王子様のAだよ。

んーーー、今ね椅子に座って
浩ちゃんへのプレゼントで悩んでるの


遊佐「あ、A」

「はっ！！兄さん！兄様！！」

遊佐「…俺、弟居たっけ…」

「せめて妹にしてください」

遊佐「その格好で妹は無い」


グサッときた！！
でも笑顔で頭なでなでされてるから許す！！


遊佐「そういや。君ら今月誕生日でしょ？ほら、当日は別のあげるけど、今日はこれあげる」

「…アイス…兄様…大好き」

ハイハイ。と言われたけど気にしない。
アイスアイス〜！！

遊佐「そういや、鳥海くんにあげるもの決めたの？」

「………」

アイスを食べながら固まる私に、嘘でしょ？と呟く兄さん


遊佐「……君の彼氏の誕生日、明後日だよ？」

「悩みすぎて浮かびません」

遊佐「んー…鳥海くんかー…」

「ママンですからね…」

遊佐「去年は何をあげたの？」


「去年は付き合ってなかったので…簡単にスキンケアセットを…」



小声で呟くと、は？え？と言う兄さん。
好きな人にあげるものでは無いですよね、知ってます。


そんな話をしてたら、有名な人が来ました。
ややこしくなるぞ…おい


杉田「おい、どこのイケメンかと思ったらお前か」

「イケメンなAさんだよ」

達央「俺には負けるな」

「うるせぇよ」


何の話ですか？と2人が兄さんに聞いて、説明する。


杉田「え？やっぱり…リボン付けて「プレゼントは、わt」「言わせねぇよ？」」

達央「鳥海さんに、コイツはダメでしょ」

「…ちょい面貸せや」



遊佐「まぁまぁ、恋人に貰えるものなら何でもいいんじゃない？」

「そうかな…」


達央「最悪、ケーキでも作れば？」

「料理得意な人に料理はやだ」


杉田「やっぱり…リボン…」

「ちょい黙ってて、杉様」



「どうしよおおおお！！！」


兄さんは色々案をくれたけど、2人はふざけてたから
とりあえず、デコピンしてから別れました。



そして悩んでたら、まえぬにぶつかりました。



(悩み事もいいけど、ちゃんと前向いて歩いてね)
(ごめんね)
(俺だからいいけど、他の人なら大変だよ)
(うん、殴られるよね)
(うん、違うけど)




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