鳥様の恋人！

その14 ページ15

鳥海side

帰ったら、お説教だね…まったく。


智昭「あ、鳥海さん」

鳥海「お？前野くん。どしたの？」

智昭「いえ、今から仕事ですか？」

鳥海「ん、これ終わったら帰れるよ〜」

智昭「お、ファイトです！俺もですけどw」

鳥海「お互い頑張ろ〜」


ちょっと息抜きになったな…今度何かあげよ


すんなり、収録も終わり23時に家に着いた。


ん？なんか、ふわっと花の匂いが…


リビングのドアを開けて、電気を付けると、
花が咲いてる植木鉢が沢山…この花の匂いか…



ソファーの前にあるテーブルに紙があった。


「おかえり！このDVD見ながら冷蔵庫のご飯食べてね！」

ん？DVD？

何も書かれてないやつが置いてあった


とりあえず、おかずを温めて、用意する。


「ごほんっ！！あれこれ撮れてる？え？あれ？あ、ついてるわ！ww 」

…画面に映るA、お茶を飲もうとして笑ってしまった。ちょっと零れた


「浩ちゃん、やほー！んー、誕生日プレゼントとか悩んだんだけど…なんか残るものにしたくて…ちょっと温泉に行ってきたの！浩ちゃんも行った気分になればなーって思いまーす！！」

あ、これ…俺目線がカメラって事？
…まさか、江口君と行ったのってこれ！？


「はい、あーん。美味しい？ほんと？良かった…」

ん？でも撮ってるのが江口君って事は…この顔とか近くで見てたってことだよね？え？無自覚でこれしてる？

映像が終わると、またAがでてきた。


「浩ちゃん、誕生日おめでとう！！んー、本当はね…0時になって一緒にお祝いしたかったんだ。出来なかったね…。えっと、私にとっては今付き合えてるのが夢みたいな感じです！！あぁ！顔熱い！とにかく色々あるけど、これからもよろしくね！！あ、私のクローゼットを開けてみてね！じゃ、また！！」


……可愛い…。誰もいなくてよかった。
可愛すぎて叫びそうになった。危ない


えっと、Aのクローゼット…と…


言われた通りに開けに行く。開けたことないからね？

ラッピングされた箱を発見。

ん？何このでかい箱…


開けるとU字の枕らしきものが…


鳥海「これってまさか…」

首に巻いてスイッチ押すと肩のマッサージしてくれる枕…


え、嬉しい…




ガチャーーー


「ただいまー！！」

「「おじゃましまーーす」」

「うるさい」

誰か来ちゃった。今は二人っきりになりたかったな



(あ、見てくれたんだ！)
(これ結構人気あるやつだ)
(鳥さん誕生日おめでとうございます！)





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