不思議な二人。

３９話 ページ41

待って待って！？
なんで私達ステージに居るの！？

真守「…翠星…？」

拓篤「本物……？」

村瀬「お面は本物だよ」

壮馬「待って、台本に書いてなかった…」

梅原「頭が追いつかない…」

良平「見つけたから引っ張ってきた」

達央「ファンも見たいかなって」

きゃー！じゃなくて
真面目にどういう事だよ

午後の部は出演者としてバーチャル参加のはずだったのに。
達、絶対これ計画してたでしょ…



とりあえず挨拶した。

「ごめんなさい、急な生が出てきて。声優の翠羅です。よろしくお願いします」

『あ、星羅です。突然過ぎて頭が働いてません。よろしくお願いします』

スタッフさんも慌てて椅子を持ってきてくれた
本当にごめんなさい

物凄く視線感じるから見たら、観客席の手前の人ガン見してくるし、梅原さんもかい

穴あくよ？そんなに見つめたら

真守「……案外、スタイル良い…」

「すいません、私達のことは良いのでイベント進めてください」

『私達のことはまた後日ね』

ファンに星羅が手を合わせてごめんねと言うと
可愛い！！って聞こえた。

おいおい……狐面の効果凄くない？←

なんとかイベントは終わり

私達は出演者に囲まれた。

真守「あ、案外小さい」

拓篤「わぁ…ほんとに存在したんだ」

壮馬「見た目凄く若く見えますね！」

梅原「可愛い…(なでなで)」

君らがでかいんだよって言いたかったけど
抑えました。撫でるな？

『貴方がでかいの。そして若いんです』

あ、言っちゃったよこの子
目が疲れてるわ…早く帰りたいんだろうな


達央「なんか、一緒に出たからこれからは普通に出そうだな」

良平「え？それが狙いでしょ？」

達央「毎回ああやって囲まれてるの見るのもやだな」

良平「それは同意するかも」


遠くで話してる私達をこうした人達。許さん

「ありがとうございます」

真守「打ち上げ来ます？」

「……顔見せる訳には…」

『宅飲みなら大丈夫ですが』

拓篤「よし、宅飲みにしよ」

壮馬「あ、僕も行きます」

村瀬「ん、どこでやります？」

おい、麗奈…あなたのせいでまたバレるわよ？は？←

『……(Aから冷たい視線を感じる…)』

良平「どこでやる？」

達央「任せるぞ」

「1回着替えに帰ります、私」

『教えてくれたら行きます！それじゃ！』

逃げる様に楽屋に向かった
顔が蒸れて暑いんじゃ


『なんか…ごめん』

「私ら厄年だっけ…」



(連絡どうするの)
(分かんない)
(僕、紙渡されました)
(番号だ)



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