不思議な二人。

３７話 ページ39

イベントも進むにつれ仲良くなりつつあった。

真守「え！前々から決まってたの！？」

「うん、このイベは前から言われててサプライズ登場だよー！」

拓篤「えー俺らには教えて欲しかった」

『絶対やだ。驚いた顔見たい』

良平「S…なの？(違うくせに)」

壮馬「あー、でも初めてのイベントに一緒出来て嬉しい」

「わぁー！ありがとう！私も目の保養になりました。可愛くて」

壮馬「どういう事？え？←」

村瀬「んー、この会場のどこかに居るってことだよね？後で探そーっと」

「あの、あゆさん？それはダメだよ？見つけようとするなら…ドロンしちゃうよ？」

村瀬「えー、仕事中でしょー？」


むむぅ……そうだけどさ！！

達がはいはい、次行こうぜって助けてくれた。

良平さんも楽しそうだな…

というか、あの服やばいな
めっちゃ好きなファッション。

達央「翠羅？おーい進めてー」

「あ、はい。次はですね〜……」




なんとか午前部を終わらせて、二人で一息ついた。

『無理……喉が死んだ』

「また午後もあるのか…」

あーーコーヒー美味ー

染み渡りますねー


スタッフに紛れて、自販機で飲み物買い
ソファーに座っていた。


ああやってワタワタしてる子達がスタッフか…
大変なんだなー…


『明日は…絶対買い物行く。買い物行く、心を癒す』

「怖い呪文みたいに言うのやめて」

『あ、声出してたわ。私もゲームとかしたいわ』

「伝言ゲームとか？」

あのー耳が悪い人が居たら爆笑のゲーム。
ま、男女ではまず無いかな。絵書いたりだし


？「こんな所いたんだ」

『はっ！翔太くん！？』

「ばっか、声でかい」

翔太「まさか2人が出るなんて、ずるいー！ここだとアレだしご飯でもどう？」

『行くっ！』

これ行っていいやつ？
翔太くんは達が恋人とは知らないけどこれいいの？

『ほら行こ。お腹すいたー』

コイツ…彼氏より食い気に走ったか？

頭の中、ぐちゃぐちゃになりつつ2人について行く。
二人っきりはヤバいもんね？色んな意味で

私達は顔がバレてないからスクープとか無いけど、翔太くんは別だよね。ひー…どこでカメラ回してるかわからん！！


翔太「？Aさん」

「ん？あ、呼び捨てで構わないよ。歳近いし」

翔太「んじゃ、俺も呼びやすいのでどーぞ」

「…あだ名なんだっけ？」



(しょーたんかな)

(しょーたそって私呼んじゃお)
(しょーたん、どこ向かってるのこれ)



(あれ、返事来ないな)
(何処の部屋にいたんだろ…)



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