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『この子が禰豆子ちゃん...』

目の前に座っている女の子、綺麗なピンク色の瞳と目があった。

...不思議な感じだ。

「俺の妹の禰豆子だ!!よければ仲良くしてやってくれ」

目の前でニコニコと炭治郎に頭を撫でてもらっている。

『雲林院A、よろしく禰豆子』

そういえば、グワッと重たくなり視界が暗転した。


「禰豆子?!」

『うわっ』


一瞬何が起きたのかわからなくて、目の前の天井をパチパチと見つめる。

「すまないA、大丈夫か?!」

視界に焦った顔の炭治郎が見えた。


殺意は感じなかったから、襲われたわけではないのだろう。

実際、鬼化もしていない。

けれども、フワリと鼻を掠めた鬼独特の匂いに顔をしかめる。

密着しているからか、鬼独特の血の流れの音も聞こえる。


『!!』


頭の上に何か乗っかったと思ったら、そのまま頭を撫でられる。

すぐ横には優しそうな顔をしている禰豆子の顔があって、一瞬だけその顔に見とれた。


『...えっと』

「すまない、きっと妹に見えてるんだろう」

視界に入っている炭治郎は苦笑いをしているが、どこか嬉しそうな顔をしていた。



遠いところで足音が聞こえたと思ったら、ドタバタとこちらに一直線で駆け寄ってくる足音。

「うえええ?!どういう状況!?」

スパンッと開かれた扉の先には、善逸がいた。

驚いた禰豆子はすぐに立ち上がる。

「禰豆子ちゃぁん!!」

「むっ」

なぜかいきなり始まった鬼ごっこ。

私がぽかんとしていると、炭治郎が「毎日のことだから気にするな」と呆れた顔で言っていた。

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人形師(プロフ) - 凄く面白いです!無限列車編書いてほしいと思いました。自分のタイミングで良いのでいつか書いてください。 (2020年3月2日 13時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あおいろ | 作成日時:2020年2月10日 8時

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