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翔太side
ラウに院内学級ってところに連れて行ってもらった次の日。
今日はお昼から検査があるから、ベッドの上で静かにしていないといけないらしい。
ぼうっと寝転がっていると頭に浮かんでくるのは昨日教室から見た中庭の光景。
検査とかカウンセリングルームに行くときに、先生や看護師さんたちが他の子と歩いているのを見たりしたことはもちろんある。
別にそれを見て、何か思うことってなかったんだけど、昨日は他の子たちと仲良くしているAちゃんを見たとき、色んな気持ちがわき上がってきた。
最初は「いいなぁ」「しょーたもお話したいな」「今度遊んでもらお」って思った。
…そこまではよかったんだけど、そのあとみんなに大人気なことにモヤモヤしちゃって。
昨日教室から帰ってきてから、Aちゃんに会いたいなー来ないかな、って思ってたけれど、夜ご飯のときも、寝る前も、今日の朝も、Aちゃんは来なかった。
そう言えば何日もしょーたのお部屋来てないけど、なんでだろう？
翔太「はぁ…」
「深いため息ついてどうしたん」
驚いて声がしたほうを見れば、こーじがお昼ご飯をもって立っていた。
向「まぁ、検査が不安な気持ちはわかる。でも俺らついてるから。不安なことあったら何でも伝えてくれたらええからな？」
そう言いながらテキパキとテーブルを準備して、ベッドのリクライニングを調整してくれる。
翔太「ん？……あ。うん、ありがと。」
ため息の理由が検査だと思われているけど…いいタイミングだから、何気ない感じを装って聞いてみることにした。
翔太「今日の検査誰がやる？」
向「あ〜…誰やったっけ。確かふっかさんとー、阿部ちゃん、、いや違ったかな」
…そっかぁ。でも本当に何日もしょーたのお部屋に来ないのは、どうしちゃったんだろう。
何も言わず考え込んでいたら、
向「…そんなに不安なら今からナースステーション行って検査のメンバー確認して伝えにくるわ。ごめんなぁ、即答できんくて」
申し訳なさそうにしゅんとしているから、慌てて手を横に振る。
翔太「ん−ん！大丈夫！なんとなく聞いただけ」
でも、運ばれてきたご飯を一人で食べていたら、扉が勢いよく開いて…
向「ふっかさんと、阿部ちゃんとAさんやったわ！惜しかった(笑)」
わざわざ確認してきてくれた康二。こういうところ優しい。口に出しては言わないけど、ありがとって心の中で伝えた。
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シルク(プロフ) - えなさん» こちらこそいつもありがとうございます^_^ またリクエストくださって嬉しいです。リクエスト承知いたしました！ (3月8日 12時) (
レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - いつもお話楽しみに待っています！リクエストなのですが、主人公が同僚たちとうまくいってなかったり仕事もうまくいかなかったりして元気がない日が続いてそれにしょっぴーが気づいて癒してあげる的なお話が見たいです！ (3月7日 17時) (レス) id: 2ee6bfb48d (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - りーるさん» ご感想ありがとうございます！練られているだなんて嬉しいです…！なんだかいつも長くなってしまって、冗長かな…と悩んでいたので救われました🥲 こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします！ (3月7日 11時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
りーる - リクエスト書いて下さりありがとうございました！どのお話も内容が練られていて凄く面白いです！これからも作者様のペースで頑張ってください！楽しみにしています！ (3月6日 22時) (レス) id: 15110049bf (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - ぷさん» ご感想書いて頂いてありがとうございます！沁みるお言葉たくさん…嬉しいです🥹私も書いててとても楽しかったです。こちらこそリクエストありがとうございました！ (3月3日 10時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルク | 作成日時：2024年2月22日 21時
