ロケット団でスクールの生徒です【ポケモン】 (ページ9)

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8.アローラ初任務ページ9

悪の組織っぽい台詞を入れてみました。アンチ覚悟で書いてるからどんとこーい！

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そうだったそうだった。ナンバ博士に渡す洗脳用ポケモンを集めるんだった。ボックス使って受け渡しだな。

…しっかし、今回は何だろう？
戦闘用？厳選用？訓練用？兵器実験用？
何にせよ可哀想なことになるんだろーなー！
なにせあのナンバだし。ま、作った奴の4分の1と新しい兵器くれるって約束だし、使い勝手の良い手駒が増える分には丁度いいか。4の倍数分持ってかないと割り切れなかった子が他の子の餌にされちゃったりするし、それ以前に私の取り分が減るから、いっぱいGETしよ～。

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「よーし、じゃあおにーさん！バトルはじめだよ！」

ロケット団10歳児っぽい無邪気な声を出すのもそろそろ大変だな。

「こ、来ないんだ、な、なら、こっちから行くぞ、ロケット団！ゴルダック、みだれひっかきだ！」

「ランクルス、出来るだけかわしてめいそう！」

ランクルスはゴルダックの攻撃をスレスレに無駄なく全て避ける。最後の攻撃を避けながら瞑想に入る。まあレベルと鍛え方が違うし全部かわすなんて造作もないことだ。

「…ッ！ゴルダック、あまごいだ！」

ゴルダックが謎の踊りを踊ると、雨雲がやってきて、雨が降ってくる。

「っはは！ごしゅうしょうさま！ランクルス、かみなり！」

雨雲の中から稲妻が走り、巨大な轟音と共に光が辺りを包む。光と煙が晴れると、そこには目を回したゴルダックが倒れていた。
男性は思わず、ボールを落とす。辺りに雨音と共にピチャリという、濡れているのにどこか乾いた音が広がった。

少女は無言でゴルダックをボールに戻し、鞄に無造作に詰め込むと、その場をスタスタと去っていった。

「あは、やくそくどおり、おにーさんのポケモンはもらってくよ？」

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100hitありがどうございます！